見出し画像

映画館で観る映画。

こんにちは。
今朝淹れたアイスカフェオレは
これまでで一番おいしくできた気がして
うれしかったmarikoです。

今、ジブリ映画のいくつかが
映画館でリバイバル上映されていますね。
昨日、ナウシカを観てきました。

「 風の谷のナウシカ 」は
1984年3月公開の作品だそうです。

自分が生まれる前に封切られた作品を
映画館で観れる日が来るとは
思っていませんでした。

これまでTVで見たことは何度かありましたが
最初から最後までしっかりと見たことが
一度もなかったのです。

幼い頃の私にはストーリーが難しく感じられ
理解できなかったのかもしれません。

だからどんな映画なのか
断片的には知っていても
いまいちよくわかっていませんでした。

なのでこの機会に
ぜひ観に行きたいと思いました。

ひとつだけ盲点だったのは
これは全編を通して巨大な蟲(ムシ)たちが
出まくっている映画だということ。
上映開始後まもなく気づきました。
(オームって、王蟲だもんね…)

私は普段
殺虫剤のCMすら目を伏せたくなるくらい
虫が大の苦手なので
かなり「しまった…!」と思いました。

(今も、蟲とか虫とかの文字だけでも
 ちょっとぞわぞわしながら書いている程の苦手ぶりです)

しかしながら
絵のタッチなのか
デフォルメの仕方なのか(割とリアルだけど)
それとも
ナウシカの優しさと強さが伝わるからなのか

目を伏せたくなることもなく
すっかりと作品に引き込まれていきました。

(作中の「蟲」と、私の苦手とするそれとは
 おそらくはそもそもが別物なのだと思います)

はじめて全部しっかりと観て
いろいろと感じることがありました。
心が揺さぶられるのがわかりました。
感動とは少し違っていて
でも涙が出ました。
今の時勢と妙にリンクしているようにも感じました。

今、この作品を観ることができて良かったです。


ところで
最後まで観て驚いたことがひとつありました。
「あれ、安田成美さんの歌、一度も流れなかった…?」

気になって後で調べてみたら
あの歌は劇中では使われていなかったのですね。

エンディングで流れるのだとばかり思っていたので、とても驚きました。
(なのに口ずさめるほどに知っているのはなぜなのだろう)


映画館で映画を観るのって
やっぱり良いです。好きです。

家でダラダラまったり観るのも好きですが
映画館で観るのはまた全然違う気がします。

いつでも好きな時に
好きな場所へ行ったり
好きなひとに会ったり
好きな映画を観たり

今までは当たり前にできていたそんなことが
今はなかなか難しくなってしまいましたが

何も気にせずいつでも映画館で映画を観れる日常が
またやってきてほしいなぁと思います。