詩論


ある事象を言葉で語るということは

ある意味においては、極端な矮小化であり単純化である

事象の伴っているあらゆる全ての情報量からしたら、どんなに言葉を尽くしたところで

乱暴なほどにそぎ落としていることに変わりがない

だからこそ闇雲に言葉を尽くすことに腐心するよりも

その事象の新たな切り口を見出してそれを提示する

その事象の核となる部分を取り出してそれを提示する

その事象に呼応するであろう何かを提示する

むしろそれらをなんとかやってみたい






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