薔薇の名は
こんにちは、そしてこんばんは。
鳥海 花です。
12回目はお花について。
夏薔薇の季節になり、世の中がカラフルさを増している。
桜や紫陽花も素敵だけれど、私は薔薇がとても好き。
香りが種類によって異なるし、色や大きさ、花びらの形やつき方、蔓の生え方まで本当に様々で見ているとワクワクする。
なかでも、薔薇の品種名を見るのが本当に楽しく、その名前の説明まで丁寧に書かれてあるとすごい面白い。
有名人の名前をつけられていると、なるほど、確かに雰囲気と合っているなあと思うし、
えっこれはさすがにテキトーでは?!(でも的を得ている)な名前もあれば、
日本で作られた薔薇だと漢字も当てはめられていて、より一層その薔薇を表現できているなあと感動する。
どんな気持ちでその名前を付けたのか、ということに想いを馳せて思わず微笑んでしまう。
そうしているうちに、あっという間に時間が過ぎていく。
朝ドラの「らんまん」を観ているけれど、日本の植物学者である牧野富太郎博士が主人公のモデルで、植物への名付けの描写があるのですごく楽しい。
何より、主人公が植物に対してずっとワクワクしている姿に元気付けられる。
目の前にある植物は、いま現在育ててくれている人達のおかげで愛でることが出来ているけれど、この美しい品種を作り上げたり、種の保存を奮闘してくれてきた人々がいるから、こうして花を咲かせているんだなとじーんとする。
いつの世もお花で人々の暮らしは少しだけ華やかに、心があたたかくなるんだと思う。
ガーデニングで街を明るくしてくれているお家を見かけると、有り難いなあと心から感謝しています。
もう少しのあいだ、夏薔薇を存分に楽しみたいです!
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