トロ@日記の人

主に音楽、本、写真、アートのこと書きます。(ギター/アナログシンセ/電子工作/レコード…

トロ@日記の人

主に音楽、本、写真、アートのこと書きます。(ギター/アナログシンセ/電子工作/レコード/フィルムカメラ/モノクロ写真/現代アート/夏目漱石/散歩/etc...)

最近の記事

「フォト・ムジーク」を探して

前回のお話の続きです。この曲(「フォト・ムジーク」)の音源の話。 サブスクで聞こうとしたらサブスクには入ってない(検索してもひっかからない)。音源が入ってるCDはあるみたいだけれどプレミアがついてる。どこかちょうどいい形で手に入らないものか…? そんなこをと思って、もうちょっと探してみたらこの曲の音源の情報が出てきました。なんと、あのNHKみんなの歌の歴史に残る名曲「コンピューターおばあちゃん」のEP(7インチレコード)のB面でした!(今までどんな曲がB面に入っているか気

    • 遅ればせながら「フォト・ムジーク」を知る

      先日、YouTubeで見かけた動画の中に、KORGのMicroKorg(←シンセサイザー)を使ってprophet5の音を再現しているものがありました。そして、この動画を作成された方の別の動画で、再現した音を使い坂本龍一さんの「フォト・ムジーク」という曲を再現している動画を見ました。 お恥ずかしながら「フォト・ムジーク」という曲を知らなくて、軽くサブスクで調べても出てこない。教授(←坂本龍一さん)の曲なら結構聴いたことあるのに…と思って調べてみると、教授名義のアルバムには入っ

      • なんとなく速弾きの練習をはじめてみる

        ここ数日は、思い立ってエレキギターで速弾きの練習をしています。 ギターは自分が楽しむ程度には弾けてるつもりなんで、これまで特にテクニカルなことにこだわって練習はしてこなかったのですが、最近、「速弾きには速弾きの使う筋肉があって、テンポを下げて弾いてるだけではいつまで経っても速弾きができるようにならない」という話を耳にしまして、少し速弾きの練習でもしてみようかと思った次第です。 確かに、速弾きって漫然とギター弾いてるだけではできるようにならないんですよね。というわけで、急に

        • MuseScoreをインストールした

           以前、MusicXMLのことを調べていたときにみつけたMuseScoreというアプリ(とサービス)。アカウントだけ作ってほったらかしてましたが、年始の空いた時間を使ってインストールしてみました。macOS版アプリとiPadアプリとで課金体制が違う感じだったのでインストールを躊躇していたんですが、失敗したらしたでなんとかなるかと思ってやって、一応うまくいきました。 簡単に言うと、下記のとおりです。 ■ 1.MuseScoreのサイトにアクセスしてアカウントを作成する 2.

        「フォト・ムジーク」を探して

          サブスクで迷子になった

          1ケ月ほど前からAmazon music HDを利用しています。Spotify→Apple musicと渡り歩いて、ようやくCD、ハイレゾ音質に到達しました。 圧縮音源で聴いた後、同じ音源をCDで聴くと「あーやっぱり音質違うんだんなー」と、何か時間を無駄に使ってしまったような虚無感を感じていたのですが、この問題は一応解消されました。 Amazon music HDの恐ろしいところは自分がCDで持ってる音源の9割5分以上がコンテンツに入っているところで、『これまでC

          サブスクで迷子になった

          桜に想う

          以前、12月の寒い時期に奈良の吉野山に行く機会があった。 個人的には、冬の奈良はオフシーズンで静かなイメージ。実際、その時の奈良も観光客は少なかった。そして、冬の日の平日昼間の吉野山では誰にも会わなかった。 そもそも、吉野山に行ったのは偶然で、その時はたまたま山の上の方まで車で行くことになり、途中で「ここはもしかして、吉野山では?」と気づいた感じ。 急な坂道を登る間、「吉野の千本桜」との呼び名にあるとおり、周りの木々のほとんどが桜の木だったのだろう。頭の中で

          友人と会うのは年1回くらいが丁度いい

          もうすぐ3月も終わりですね。 私の場合、仕事の切れ目は季節とほぼ関係ないので、“3月が終わる”といってもこれといって何も思わないんですが、進学や就職で環境が変わる人にとっては、3月と4月の境界線は歴史で言うところの「年表の色が変わる」くらいの感覚なのかなと思います。 ■ さて、環境が変わるとそれがきっかけで疎遠になる人もいるかと思うのですが、私の場合、何となく昔からの慣習(?)で友人とは年に1回は会う(もしくは連絡をとる)ようにしてまして、それがいまのところずっと続い

          友人と会うのは年1回くらいが丁度いい

          『記憶のボトル』

          『記憶のボトル』

          『jellyfish』

          光差す 晴れた朝 横顔に映る影が 白い肌を切り取る 「雨が降ればよかった」と呟いた 寂しそうに 遠のく電車を見送る ありふれた駅で 変わらない自分に気付いた. — — — 知らない人の たくさんの声 どこに行けば 聴こえるだろう 街には音が溢れ すれ違っている 私はいつか 私を 誰かに見つけて欲しいと思う. ◾️ レンズ越しに 自分探して 今日もまた 光の中で遊ぶ ふんわりとヴェールまとい 音も無く漂う 水面に揺れるjellyfish のよう