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【コラム】野菜が必要な理由を考えた

保育園栄養士のとろみです。

健康のためにも「野菜を食べましょう」とよく耳にしますが、そもそもなぜ野菜が大切なの?に回答します。
参考になれば幸いです。


野菜が必要な理由

野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維、フィトケミカルといった栄養成分が含まれ、特に食物繊維に関しては魚や肉には含まれていないので野菜で摂取する必要があります。
これらの栄養素を取り入れることで、以下の3つの効果が期待できることこそ野菜が必要な理由です。


●病気予防(野菜をたべないと病気になりやすい)

野菜を多く食べる人は日本人の死因の多くを占める心臓病、ある種のがんにかかる確率が低いという結果が出ています。さらに脳卒中などの生活習慣病に効果的に働くこともわかっています。

野菜に多く含まれるカリウムは余分なナトリウムの排出を助け、高血圧の予防にもつながります。
食物繊維は腸内環境を整え、大腸癌などを抑制する働きや、便秘予防にもつながるといわれます。


●肥満予防(野菜をたべないと太りやすい)

野菜は低脂肪、低エネルギーのうえに、食べることで満腹感を得やすいので肥満防止につながります。

普段の生活の中で野菜の割合を増やすことでカロリーを抑えることができます。スープやカレー、お味噌汁で取れると手軽にとれますね。


●疲労予防(野菜をたべないと疲れやすい)

野菜から摂ることができるビタミンは体の代謝を良くしたり、エネルギーを生み出すのに必要です。
体を動かすエネルギーが不足していると疲れやすくなったりしますので、野菜を食べることで疲労予防につながります。



そもそも日本人は野菜が足りないの⁉

カリウム、ビタミンC、食物繊維などの栄養素を摂るために野菜は毎日350グラム以上食べることが推奨されています。
日本人の野菜摂取量の平均値は現状280グラム。
目標の1日350gと比べると70g不足しているそうです。
全然足りていないわけではないので、もうすこし増やせるようにできるといいですね。


保育園栄養士のおすすめする野菜の食べ方

・いろいろな種類の野菜を組み合わせて食べると、野菜によって含まれている栄養素の種類が異なるため、おすすめです。

・生で食べる時よりも加熱調理して食べると、野菜のかさが減るため、摂取できる野菜の量が増えます。


いかがでしたでしょうか?
野菜が不足するとなぜよくないのかを知っていると、生きるための栄養が見えてきます。
健やかな日常を送るためにも、かぞくで野菜と仲良くお付き合いできたらいいですね。

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