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ジブリ『君生き』パンフレットから。

落ち着いたので投稿。

 先日、ジブリ映画「君たちはどう生きるか」のパンフレットを購読。

 映画鑑賞後、パンフレットを購入する迄の間、備忘録としてネタバレ考察記事を準備しつつ呟き記事を投稿していったが、いざ購読してみると予想外の内容だった。

しかし、映画鑑賞後の余韻を補足するような感じで、また楽しめたのも事実。それは、必要最低限の情報に抑えかつ世界観を壊さないようにしている所である。

 その中の一つに、声の出演者名とキャラクター名を一緒に掲載しなかったという点。そこに配慮と次世代感を感じた。

現代ではネットで簡単に呟かされ、そして簡単に叩かれてしまう。
だから、「出演者を守りつつ、かつジブリの世界観も守る。」というジブリの覚悟のあらわれだと思うのだ。

思い出すのは、過去のネットでのジブリ「ハウルの動く城」の声優に対するネガティブな評判。
もし、声優が将来、AIに取って代わってしまったとしてもまた叩かれるイメージが目に見えている。
きこえない私にとってはどうにもならない話だが、字幕でジブリの世界には充分浸れる。


 パンフレットの中でも一番驚いたのは、長編企画覚書ページでの宮崎駿監督の年齢である。今年2023年は82歳⁉︎
このジブリ映画『君生き』は7年かかったという。となると、次回作はどうなるのか…。

 最後に気になったのは、パンフレット表紙のアオサギの嘴下から覗く鋭い目つき。
映画の中でそういう場面はあったかな?と思い出してはみるものの、無かったような。
そうでなければ、「どう生きるか考えろ」というメッセージなのかもしれません。

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