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さあてそろそろ前髪クネ男(勝地涼)が出てきて8月が終わりセプテンバー突入、って局面にはなって来ましたか『あまちゃん』。そろそろナレーションは小泉今日子に。

まあ本題は3本進行でタイトルくらいは考えてたヤツをまあ
展開していくだけ、ではあるんですがその前にいくつか。

いよいよ!【水曜どうでしょう】2023新作、ねえ。
 やっぱり四人がホテルに揃えばそれは「どうでしょう」で。

 まごうことなくVを廻せばそれだけで物語は出来てしまう。
 数はともかく「どうでしょう」フリップのよつ葉のCM
以外は退屈で馬肥やし感たっぷりだったくらいトークは
いつもの「どうでしょう」で、あ、「どうでしょう観てるな」
のいつも通りだった。

結局おじさんが普通に話術で喋ってる話は安心して面白い
ってことだわな。恋愛沙汰や空漠(くうばく)なニュース
なんぞに踊らされていない限りは。では四被りしてた番組の
感想から幾つかと、もう少し岡崎律子さんの話を。|torov|note

この記事もなんとか二桁のスキが来たのはいいけれど、
「10スキを突破しました!」か同時分の判定だとダブルの
名前で来てしまうのか。

 これは折節のカウントで紛らわしい案件になるから一つ
マニュアルでマイナス1判定せなならんのな。

 まああえてここに拘っているからこそ、また違った視点で
観られる価値と手間と、そしてシステムの理不尽が垣間
見られる、ってことでもあるんで。


ま、結構この歳ではわりかし顔出しもしている羽佐間道夫氏
に関智一がインタビューか。関智一もこういう結節点な立場
にはなってきたか。

まあフジの重鎮になってた羽佐間正彰氏は、今年亡くなられた
のでしたっけ。

まあヤホと違ってこの記事があっさり消滅してたら、産経も
もうダメだろう、と判断されるだけ。
 一応「オールナイトニッポン」の生みの親の一人。
が羽佐間道夫氏からすると従兄にあたると。
 で、実兄が元NHKアナの羽佐間正雄氏でしたっけ。

まあここは「ながいき」な家系ではあるよな。

一応「追跡」よりはシェーンコップと「俺がハマーだ」は
羽佐間道夫の声で育ったのでここは余人に変え難い。




それではそろそろ本題に。

なんか「クネオ」としてしか記憶してなかったけど、改めて
確認するとミュージシャンの一日参加設定とかやけに背景
含めて細かった。

(で、太賀(今は仲野太賀)が「潮騒のメモリー」になって、
助監督になって出てるのもまたえらく細かい)

そういやとあるなろう小説ではクリーチャー(フェンリル)に
なる「わさお」(薬師丸ひろ子出演)の映画も2011年3月5日
公開だったっけ。

鏡石:いや、全く決まっていなくて、青森ネタで追放された
シーンまでを書いた後、少しの間頭を悩ませていました。
追放小説のお約束ですとフェンリル(犬や狼のモンスター)が
出てくるので、いったんそれをなぞろうと思って考え出した
ときに「青森のフェンリル…わさおじゃね?」とひらめきました。
なぜわさおが暴走状態になってしまったのか? 

https://ncode.syosetu.com/n0719hb/

ま、サブタイトルから笑えるんで。

これはシャベネア(無詠唱)の章。

https://ncode.syosetu.com/n0719hb/5/

個人的には腐らせる詠唱が「アメル」なこと。
「あめる」(腐る)は北海道でもよく使うので。
ベニーランドに行くまでは楽しんで読んだ記憶が。


ま、3部は小泉今日子ナレーションなのは覚えてる。
 後は『みんなの朝ドラ』でも論じられたとおり、「影武者
からの解放」を徐々に見守るラスト月になるとは思うのだが。

「神様は、耐えられない試練は与えない」とはよくいった
もので、ユイ(橋本愛)は過酷な試練を見事に乗り越える。
これもまた、朝ドラのヒロインのようだ。地元から出られ
なかったことを逆手にとり、地元でしか会えないアイドル
として生きていく覚悟を決めたのだ。

 そのとき、ユイからは「影武者」という定義が消失し、
あるのは「本物」のみ。こうして『あまちゃん』は、
ヒロインの影武者のまま終わってしまいがちなキャラクター
にも光を当てることに成功した。影武者からの解放である。

木俣冬『みんなの朝ドラ』
(講談社現代新書2427,2017.05,699.67/キ)p235

で、小林信彦は昼視聴組だったんだっけ。

一回十五分だから、ギャグや次回は?──といったやり方の
ほうが視聴者を惹きつける。今までの朝ドラと全くちがうと
人々がホメるのは当然であり、しかも後半で東日本大震災が
入ってきて、興行師(古田新太)の計画が崩れたり、まあ、
実によく出来ている。一九八四年と現代が風俗(日本の
ポップス)でシャッフルされ、しかも、東北の海女群として
木野花や美保純たちがおり、東京にはピエール瀧の鮨屋や、
松尾スズキの純喫茶のマスターがいるのだから、拍手物である。

人々が〈小ネタ〉といっているのは、ハリウッド華やかなりし
ころの〈ギャグ〉にほかならない。

「あまちゃん」はなぜ面白いか? Ⅰ
『「あまちゃん」はなぜ面白かったか?──本音を申せば』
(文藝春秋,2014.05)p192-193

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