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僕の生存戦略と、来年度の働き方

来年度は、固定の仕事を週3日におさえようと思っています。

今と同じく小学校非常勤+教育系NPO+カフェスタッフを週2回ずつダブルワークで組み合わせる。イメージはこんな感じ。

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この働き方に込めたポイントは以下の3つです。

1.固定の仕事で「安定」を稼ぐ。
2.可能性を広げつつ新しいことに取り組む。僕なりの将来への対処。
3.【重要】そうできるための余地=時間を確保する。



固定の仕事で「安定」を稼ぐ。

上のスケジュールで働くと固定の3つの仕事で月20万強。最低限+αくらいのお金は手に入る。

家賃、食費、通信費、移動費、税金、コンタクトレンズその他。「安定」分は十分に稼ぐことができます。

この記事に書いた生活は十分に続けていける。

僕は臆病で慎重なタイプ。だから一月の生活費をハッキリさせて、確実な収入の計算をしました。

安定=安心が保障されることが分かれば、チャレンジもできる。この計算が、今の生き方のベースにあります。


可能性を広げつつ新しいことに取り組む。僕なりの将来への対処。

前に書いた通り、複業は将来への対処法として非常に有効だと考えています。

これまで、貯金・年金・投資といった方法で、お金を貯める・増やすことによって老後をやり切ることが一般的でした。

しかし不安材料はあって。

「百年時代」で余生が長くなれば、何歳まで生きるのかこれまで以上に分かりません。

退職時にいくらの貯えがあれば十分なのかハッキリしませんし、貯えで得た安心は、円の価値が変わった瞬間に崩れてしまう可能性があります。

資本主義の限界が言われていることからも、「お金」だけでは百年時代を生きるには不安が多い。お金の心配を始めると、「早く人生が終わるように願ってしまう」ことすら起こるかもしれない。

だから我々は「働き続ける」必要がある。働き続けることが一番の生存戦略。

このこと、教師を退職する時に何度も考えたので、僕の中では自然な感覚になってきました。

初めのきっかけは有名なこの本。


そして、働き続けるためには「働き続けられる」自分であることが必要。

働き続けるということは、仕事がある、仕事をもらえる、ということ。頼りにされるだけの力があるということ。それが「働き続けられる」ための条件。

別の言い方をすれば「組織を離れてもできることがある」ということ。「個人としての力がある」ということです。

でもそれって、一つの仕事をしながらだと伸ばしづらいし実感しづらい。

自分にできることを増やし、生きていける力を高めることで将来への対処をする。だからいくつかのことを並行するし、これからも増やしていく。「自分にできること」の実績と証明を今から重ねていく。

臆病で慎重な自分にとって、「複業」はとても現実的な生存戦略です。

着想のタネはこの本から。読んで本当によかった…

※幸せに生きていくためにも、「お金」を手に入れようとし過ぎない方がよいのだろうという気もしていて、そんな記事も書きました。


【重要】そうできるための余地=時間を確保する。

改めて、来年度は週4回フリーの日を設けようと思っています。

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この記事を書いている今、複業1年目の2020年度は週5~6日ほど固定の仕事が入っていました。

それはそれで楽しくもあったし、教員だけの生活を離れてたくさんの動きがありました。

でももっと自分を広げるチャレンジをしたいし、もっと休むこともしたい。そのためにはフリーに使える時間が今よりもっともっと必要だと、そう思ったのです。

現時点で、この「フリー」を使ってしたいこと。

・新しいプロジェクトや個人事業。キャリア相談、オンライン関係、ワーケーションなど。可能性を広げること。仕事や収入になればもちろん嬉しいし、ならなくても僕の日々はさらに彩られる。

・平日ゲストハウス宿泊。スケッチブックとウクレレを持って初めての場所で過ごす時間が自分はけっこう好きみたい。HafHに申し込んだから、毎月どこかに行ける!

・夏はガッツリ動き、冬は冬眠する勢いでゆったり過ごす。それが自分のバイオリズムなら、それに沿った時間の使い方が出来る方が「働き続ける」ためにも好い。

妄想でワクワクできるくらいに、思い立ったら動けるくらいに自分に余白を手渡してあげたい気分なのです。

これもある種の「5/7じゃない働き方」。


キャリアに迷うなら、いっしょにさがしましょう。

「これで安定」と思っていた将来を捨てて自分で安心をつくることにし、辞めるとは思っていなかった教員を辞め、オリジナルの形で生活を組み立て始めた。

ずっとなりたくてなった先生なのに「なんだか幸せじゃない」をずっと抱えて、今やっと「この方向で幸せになっていけそうだ」が見え始めた。

そんな僕の経験や考え方は、ひょっとしたらあなたのモヤモヤを解決できるのかもしれません。

「おっ」と思ったら。

この記事へのコメント、あるいはTwitterなどでおしらせいただけたら嬉しく思います。

いっしょにさがしましょう。


追記:インタビューをしていただきました。

noteにてキャリア選択マガジンなどを書かれている森本瑛さんが、インタビュー内容を記事にしてくださいました!


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