#445C|「新しい習慣」が身についてきた時の感覚はいつも気持ちがいいものだ

2月に読んだ井上新八さんの「続ける思考」。おもしろくて一気に読了してしまい、めっっちゃ良本じゃん!!と興奮したことは、過去どこかの記事にもちらっと書いた気がする。

その感動の強さは、読んでから即日始めた習慣があり、それが今でも続いていることからもうかがえる。

新八さんファンとして本書を激推してくれていたありひとさんも記事で書かれていたが、この本のキーポイントの1つは「毎日やる」こと…「たまに」とか「無理のない周期」で、とかではなく…本当に「毎日」やることの威力と素晴らしさと、実際にそれをやってみようと思えるマインドセットを伝えてくれることにある。これだけで「読んで損なし」な1冊だ。

(実は、もともと物事をわりと「続けられる」と思っていた自分。こちらの書籍タイトルには惹かれなかった。それがありひとさんの記事に後押されて読むことができ、「習慣化」の可能性とレベルをググッと引き上げてもらえたのでとても感謝している。文中にある別記事「371分」もエモいのでぜひ)


あの日始めた習慣は、毎日続けて3ヶ月。とうとう今朝、その習慣を半分無意識に実行していることに気づいて、ようは実行したあとにそれを実行したことに気づいて、ついに習慣化が「次の段階に進んだ」ことを実感した。

この瞬間がたまらない。

これが「新しい習慣を習慣化する」時の、私にとってのご褒美の1つだ。意識的に実行していたことが、認知リソースを使わなくてもできるようになった瞬間。

新しい動きのセットを自分が手に入れたという自己効力感と、それにより人生が1つ豊かになったと思える人生の充実感が、妙に嬉しさを感じさせてくれる。

このような自分にとっての「気持ちよさ」を持てるようになると、習慣化の力はさらに進む。

スモールステップからスモールウィンを得ながら、ここで1つハッキリした勝利を得る感じ。この「勝った」感(べつに勝負していたわけではないが)を1度でも味わうと、次からは「習慣化はわりと得意で好きだ」みたいな気持ちになれる。(人による)

習慣化が苦手な人は自分なりの成功体験を得られるところまでがんばってみてほしく、そのためにめちゃくちゃ力になってくれる本だ。がんばるというより楽しんで、毎日の習慣の実行に取り組めるようになる。

未読の方はどうぞどうぞ↓


長いp.s.

なお今回獲得に成功した習慣は「トイレに行ったらトレーニングと掃除をする」という習慣だ。

これまでも「トイレのあとに手を合わせて感謝する」という習慣はあった。そこにさらにプラスアルファ加えた形だ。

この習慣化は何年も挫折続きだった。

「毎日トレーニングと掃除はしたいんだよなあ」と思っていたが、まずは週3くらいからかな?とか、やっぱり1日おきがいいか?とか、部位別にしたほうが?とか、色々調整しては「毎日の実行」には挫折してきた。けっきょくトレーニングは週4くらい、掃除は週2くらいしかしないまま。

一昨年くらいにあh「トイレのあとにやればいいのでは。。。」と思いついてもいたが、それでも毎日、毎回やる、なんて発想はなく。「たまに」実行する程度。

これが逆効果で、けっきょく毎回トイレのあとに「筋トレしとくか?いやさっきやったし今回はいいか」「掃除しようか?でもまだ綺麗だしな」など、いちいち「判断」の時間が生まれる。これでは習慣化は難しいというか、ストレスになる。

そういったものが、新八さんの本を読んでから問答無用で「トイレに行けばやる」ことにするといいんだ!となった。(とはいえ最初はもちろん、めんどくせえという気持ちアリアリ)


それから3ヶ月。今朝は気がついたら、カーフレイズと片足スクワットをしてからトイレを磨いていたところでふと我に返り、「おお!今無意識でやってた!」と喜びいさんでさっそくnoteを開いた、という流れ。

ちなみにこの習慣は「どんだけトイレの時間かかるんだよ」と思われるかもしれないが、一瞬のためらいもなくトイレ後に流れるように筋トレと掃除に着手すれば、全部で3分ほどで終わる。トータルで3分〜7分というのが私のTCCが教えてくれるトイレの平均時間だ(長いか)

やる項目はその時々だが、だいたいカーフレイズ30回くらいと上半身の柔軟とスクワット20回とか、あるいはジャンピングスクワットとかバーピーを少しとか。加えてどこか一箇所をガガッと掃除する。そして手を洗ってから手を合わせ、ナニカに感謝する。

これを1日に7回くらいトイレ行く際にやっているから強力。めっちゃお気に入りの習慣だ。座り作業中なども、トイレに行くたびに軽いリセットになるのでみんなにおすすめしたい。

たとえばスクワットなど、まったくしていないと30回しただけでも筋肉痛になる。これが毎日計100回くらいはやるようになるので健康効果は大きい。座りっぱなしの現代人は「トイレのあとにスクワット」ぜひ。(話しの趣旨が変わってきたので〆)

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