サッカー理解…難しいですね

時々、思うことがある。いわゆるネットなどで戦術厨(今は使わない?)と呼ばれる方々は、「サッカーの原理原則」や「全体像」をしっかり押さえた上で、個人からチーム戦術論に入っていっているのだろうか?と。断片的な議論になりがちで、「あそこはポゼッションだろ!」とか「あそこはカウンターを選択すべきだ」とかね。

ちなみに私自身はまだまだ全然理解できてなくて、この道に入ってからずっと常に勉強の連続で、勉強しないと理解が中々深まらない。なぜなら、サッカーは常に進化しているから。

「ビルドアップってなんで必要なの?ビルドアップでの最優先順位は?」
「ポゼッションってどんな場面で必要なの?」
「背後を狙った縦パスは一番相手ゴールに近付けるんじゃないの?」

トレーニングでは常にこのような繰り返し。目的は攻撃は相手ゴールを目指す、ゴールを決めきることであり、守備はボールを奪って、相手ゴールを目指す。そして、自陣のゴールを守る。

この原理原則の下、レベルや年代に応じて個人戦術、チーム戦術が落とし込まれていく。ドリブルだってそうだ。攻撃するための手段の一つだ。

サッカースタイルは世界中違えど、原理原則は同じである。戦術厨と呼ばれる方々もせっかくサッカーの、しかも難しい戦術について研究をされているのだから、ぜひここはしっかり押さえられた上で大いに議論をして下さると幸いであるし、日本サッカーの発展に繋がると言っても過言ではないでしょう。

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