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トイプー連れてタイに渡航した時の手続きについて



犬連れの手続き


2023年7/1に タイにトイプー連れて移住しました。toshiです。

定年退職したら 家族で(私 タイ人の妻 トイプー2頭)でタイに移住する事を目標にせっせと働いてきた私ですが、移住前の1年くらいは「犬を連れてタイに移住する手続き」についてばかり調べていました。

妻と国際結婚した際にVISA取得で苦労した事など、すっかり忘れてしまい自分のタイ滞在のためのVISAの取得手続きよりも 2頭のトイプー サクラとクルミを渡航させることばかり考えていました。
妻は日本の永住許可がありますが、永住許可までは 1年 1年 1年 3年 3年と日本のVISAを更新して やっとこ永住権を得ることができました。人間の滞在VISAの方が犬よりも大変なのですが、この頃は犬のことばかりで....…

基本 犬の場合は日本に帰国しないのであれば、渡航時の手続きさえ押さえておけば、タイ入国後はVISAとかもないので予防接種等をしっかりとすればOKなのですが、WEB上で調べていくと手続き方法が色々と変化して居るようなので最新の情報を入手する事に神経を使いました。
WEB上の諸先輩方の記事を読み比べても「すごく簡単」から「とても面倒」まで色々な評価がされていて 今現実に、犬を連れてタイ入国した後で考えると「割と簡単だったかな?」と言えるレベルだったと思います もちろんタイ入国後の感想なので、出国前の準備段階では「もし犬達が出入国できなかったらどうしよう」とか「人間だけで移動する訳には行かないぞ」等々色々考えすぎて寝られないほどでした。

サクラ(奥)とクルミ

動物輸入許可申請書


さて、ここからは 犬をタイに連れて行くために必要な書類ですが
動物輸入許可申請書 タイ王国に提出する英語とタイ語併記の書類ですね(タイ王国大使館農務部のサイトでダウンロードできます  url  https://www.opsmoac.go.th/tokyo-news-preview-421391792428  )同サイトで記入例もダウンロードできます 

動物輸入許可申請書

狂犬病予防接種証明書


狂犬病予防接種証明書 タイ入国の21日前までに接種されていること
   英文が必要(WEB上で探して利用させて頂きました。)

狂犬病予防接種証明書


混合ワクチン接種証明書


混合ワクチン接種証明書 犬ジステンパー、犬肝炎、犬パルボウイルス、レプトスピラ症***のワクチン接種済み タイ入国の21日前までに接種されていること
英文が必要(WEB上で探して利用させて頂きました。)

混合ワクチン接種証明書

マイクロチップ装着証明書


マイクロチップ装着証明書 マイクロチップが装着されていて読み取れる必要があります(今回 トラブルになりそうだったのがタイ入国後の読み取りでした。日本で読み取り確認はしていたのですが、タイ入国後の検査で中々読み取れずにヒヤヒヤでした。)(WEB上で探して利用させて頂きました。)

マイクロチップ装着証明書

犬の輸出検査申請書


犬の輸出検査申請書  日本の農林水産省 動物検疫所のサイトからダウンロード可能  url  https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/system/97.html

輸出検査申請書


健康診断証明書


健康診断証明書 日本の農林水産省 url   chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.maff.go.jp/aqs/animal/pdf/hc_sample.pdf  からダウンロード

健康診断証明書


日本の散歩コース

以上の書類をまず準備するに当たって、役所関係からダウンロードした書類以外は、正式な書式は指定されていません。(ワクチン接種証明書とかですね)したがって各書類の英語版フォーマットを私の場合はWEB上で探して使い易い様にEXCELで書き直して使いました。( その時のBOOKをタイに来てもアクセス出来るようにしておいたはずなのですが今現在わからなくなってしまいました!いずれ探してUPしときますね。でも タイ在住のyoutuberの方がとても便利なEXCEL配布しているのでそちらの方がいいかもです)基本的に動物病院でお願いしてワクチン名と病院、医師名等を記入して頂きました。
ここまではサクラもクルミも一緒に皆で渡航する予定でしたが、プロフィールでも書きました様に妻の身体に膀胱癌が見つかってしまい タイで治療する事になりました。そして妻が入院する事になった場合に私が1人で犬2頭と妻の面倒を見るのは慣れない外国では大変だろうと言う話になり 断腸の思いですがクルミは日本に残してサクラだけ連れて行くことになりました。
さらに出発時期も当初予定していた6月退職後3~4ヶ月で渡航する予定を大幅に前倒しして6月退職月末渡航になりました(この辺の事情はプロフィール記事をご参照お願い致します。)

サクラ 奥は先代犬キャンディー

まず 書類を集めて記入するところまでで結構面倒なのですが、書類が準備できたら事前にしておかなければいけないことが幾つかあります。

以前は書類をタイの動物検疫にメール添付で送付して輸入許可書を事前申請して入手しなければいけなかったようですが、現在その必要は無くなったようです、ただ我が家の場合は一応確認のためにスワンナプーム空港の動物検疫所(qsap_bkk_import@dld.go.th)に送付して確認しました。この時はまだタイ人の妻が健在だったのでメールでも電話でも自由でしたので判りやすかったですね。(居なくなってから大切さが身に染みています)
もっともメールを送ったのが6/12で電話確認の後メールが返信されたのは出発当日の6/30でした 妻曰く「何か問題があればもっと早く連絡あるのよ」と言うことだったのでそれ程焦りませんでした(タイスタイルですね)

ドッグランのサクラ(遠くにクルミ)

タイ側の確認と同時進行で犬を飛行機に乗せるための荷室のスペースを確保します。航空会社のHPで受託手荷物としてペット(犬/猫)を預ける場合等のページから直接電話で予約しました 担当の方親切でしたね(ちなみにタイ航空でした)
これをしておかないと、最悪の場合荷室に犬が載せられない様な事態になる可能性もあるようです

そして日本側の輸出手続きになります。
我が家の場合 東京羽田空港出発でしたので、動物検疫所 羽田空港支所にメールで記入済の書類を送って確認していただきました(健康診断書はまだ記入前のものでした)
すぐに返信があり、とても具体的に手続き方法について教えて頂きました 尚 メールにファイル添付する際は容量が3MB以下になるようにしてくれとのことでしたので、写真等だと縮小する事になると思います
書類送付が終わって動物検疫所の確認が取れたら出発時の輸出検査になります事前予約制ですのでメール等で日時予約してください。遅くとも当日フライトの3時間前までにと言う事でしたが、我が家の場合フライトが深夜便の為 出発の前々日に事前検査して頂く事になりました(6/30出発なので6/28)ただし、車を6/25に昨年マスコミを賑わせていた某中古車販売店に売ってしまったのでレンタカーで羽田に行きました

レンタカーで緊張のサクラ

事前検査のリミットも国によって異なるようですので確認が必要です(タイは3日前まででした)
事前検査当日は予約時間に羽田空港CIQ棟(この場所も検疫所のメールで指示がありました)に行くと直ぐに検査してくれて30分位で終了しました
今迄 羽田の動物検疫を通過してタイ入国出来なかった事例があるのか確認した所 1件だけマイクロチップの読み取りが出来なくて入国出来なかった事があるとのことでした(その後の対応については確認しませんでした。どうなったのでしょうか?)

検査合格後に発行される検疫証明書


同じくケージにもシールが貼られました

以上で渡航前の手続きは終了です ここまで読んで頂きありがとうございます!
さあ 次回はいよいよ緊張の出発です!

 

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