{京大}国立文系受験生の真の戦い、2次試験に向けての戦略[共通テスト2024お疲れ様でした]

 一年以上更新をサボっていたとしまです。色々事情があって投稿していなかったのですが、モチベが復活したのでまた大学受験生、文系受験生、京大受験生向けの記事を投稿していこうと思います。よろしくお願いします。この記事では、2次試験に向けてのこれからの対策について、国立文系特に京大受験生に向けて解説しようと思います。京大でなくても、国公立文系を受ける人には有意義な内容になっていると思いますので、是非読んでいって下さい。

 共通テストお疲れ様でした!

 共通テスト2024を受験した皆様、お疲れ様でした。来年から指導要領が変わるという事もあり、過渡期の共通テストを受ける事になった皆さんの背負っていたプレッシャーは、世間の抱くイメージより遥かに重く、辛い物だったと思います。解答速報では易化傾向だとかネットでは意外と簡単だったという声がありますが、こたつでぬくぬくしながらバズ稼ぎにお遊び半分で問題を解いている連中と、人生をかけて戦う皆様とでは背負う物が違いすぎますし難易度が違いすぎますので、一切気にすることはありません!!戦いぬいた自分を褒めてあげてください。
 
 真の戦いはこれからだ!!

 さて、茶番は終わり。これからが本当の勝負、2次試験です。リサーチの結果でE判定を喰らっても絶望する事は何もありません。一度惚れてしまったからには、直接告白して結果を貰わないと前進できないのが人間でしょう。最後の最後まで足掻いてやろうではありませんか。共通テストの800点と700点の差なんて、2次試験の数学1完分の差しかないはず。実力を発揮すれば不可能な壁ではないのです。(筆者は共通テスト661点でした)

 国語

 京大、ないし国公立文系ならほぼ100ある科目です。まず共通テストが終わってやるべき事は過去問を解いて添削してもらい、記述問題の解き方を思い出す事です。英語もですが、どういう風に解くか確立させて本番に挑む必要があります。共通テストなどという分量だけ一丁前のクソ問バーゲンセールデスゲームの事は忘れて、記述問題をどう解けば良いのか今一度自分のしてきた勉強や参考書を読み直して下さい。そして、可能な限り多く過去問を解いて添削してもらい、自信と経験を積んで下さい。今から新しく古文や現代文キーワードの単語帳を買うのは時間の無駄です。今まで演習した物を見返す方が有意義でしょう。国公立文系は数学ゲーと言われますが、国語に自信を持って挑める事が、2次試験の成功の絶対条件です。

 数学

 国公立文系だと、場合によってはないかもしれない数学ですが(社会と選択だったりする)ご存知の通り大量得点のチャンスであると同時にその逆もある、合計点数に最も影響する科目です。ただ共通テストで爆死したからといって数学だけやり込むのは危険です。むしろ、手順を確立させたり単語の知識を洗い直したりしなければならない国語や英語(社会)の方に時間を割くべきだと思います。数学でやるべき事はまず、憎きマーク問題集を焼却し、ボロボロに使い込んできた問題集を開く事です。プラチカでもメジアンでもなんでも良いですが、愛用してきた問題集を解き直して確実に解ける状況に持っていきましょう。その際、計算や記述についても丁寧に行い、減点対象を排除して自信をつけてください。そして、過去問を解きましょう。(可能な限り添削してもらう)2次の前に昔の鬼難易度の過去問を解いて泡を吹いてもいけないので、なるべく近年のものが良いと思います。(解いてない模試でも良いと思う)そして、最後に教科書を一読して公式の証明やn進法(共通で出ましたね…)を詰め込んでおくと良いと思います。

 英語

 共通テストの速読地獄よりストレスフルな試験はおそらく日本の大学を見回してもないでしょう。まずは過去問を解いて、共通テストから解放された喜びを味わいましょう。おそらく文法、単語、英文解釈、英作文といった所が共通対策で抜けている部分が多くあると思います。そこをとにかく本番までに補修しましょう。一番時間を割いても良い科目だと思います。共通テストを引きずり、社会や数学に時間を割いた結果なんとなく見慣れた構文を訳せず落ちた、なんて話は多いです。英語は今まで行けたから大丈夫だとか、今更やっても無駄等は考えずとにかく知識と実践経験を積んでいきましょう。過去問は少しだけやっとけば良いと思います。

 社会

 一問一答をとにかく頑張ってきた人、教科書と資料集を丸暗記してきた人、暗記科目とはいえ様々な方法で勉強されてきたと思います。そのやり方を最後まで貫いて下さい。他の物に手を最も出したくなる科目ですが、間違いなく今まで扱ってきた物を完璧にする方が効率が良いし自信になります。ただ、過去問を余裕ある内に解いて記述や問題形式に必ず慣れておくようにして下さい。京大のように長い記述の場合、単なる用語の羅列ではなく論理的な文章を作る事を心掛けて下さい。(可能なら添削してもらって)

 
    最後にもう一度言いますが、本当の戦いはこれからです!共通テストがどうだろうが、2次試験で実力を発揮すれば受かるし、躓けば落ちます。慢心する必要も絶望する必要もありません。ただ、極限の緊張感の中の試験でノーミスというのは無理な話。もうここまで来たら楽しむ気持ちでいましょう!人生を賭けた大戦、まさに青春の絶頂の中に皆さんは居ます。思う存分楽しんで!Good luck !!


 次回は、有料記事で京大などの国公立文系受験生向けに国語や英語の勉強法について投稿する予定です。


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