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苦難は人の器を拡げる機会となる

前回の記事に関連する記事となります。

2日の羽田での事故から6日が経ち、今日から羽田空港の滑走路が再開したそうです。
私も2日の便が欠航となり、その後の振り替え便も欠航。
スケジュールの関係で、結局、東京の自宅に戻ったのは昨日の夜になりました。

思い返すと

この1週間を振り返ると、正に予想外の連続といった時間でした。
元旦の朝、岡山行きに搭乗する時には、こんな出来事が待っているとは想像もしていませんでした。

1日の離陸前、まだ平和な羽田

実家に着き、家族や友人と会い、夜は父とお酒を酌み交わす。
地震に驚き、友人に安否連絡もしました。

そして翌日に親類との挨拶を終え、羽田に向かおうと支度を整え
空港へ向けて出発しようとした最中、羽田空港での事故をニュースで知り
また驚きと共に、フライトが欠航になったとの連絡が入る。

そのまま実家で泊まる事になり、振替え便を探しました。
4日の夕方の便が取れたので、3日から約束していたアポイント先や会社に連絡をいれて、スケジュールを調整させて頂く。
快諾して頂けた事に、感謝と共に人の優しさを感じました。

この後、欠航となりました

5日から出張が入っていた為、東京からの便をキャンセルし、岡山から直接向かう事にしました。
慣れない鈍行列車を乗り継ぎ、目的地についてホテルにチェック・イン。
妻にも苦労を掛けましたが、ホテルや飛行機の振替え等、段取りの良さに感謝でした。

そして出張先での仕事を終え、7日の夕方に羽田に向かう為、空港をめざしました。
空港に着くと、予定していた便の出発が1時間ほど遅れるとのアナウンスがありました。

ここまで来ると、「無事に飛んでくれるだけで有難い」という心境でした。
もはや1時間の遅れは何も気になりません。

やがて機内に案内が始まり、登場席に着きました。
搭乗口が閉じ、機内ではCAさんからの説明が行われました。
エンジン音が大きくなり、振動と共に機体が動き始め、窓からはゆっくりと滑走路に続くライトが見え始めます。

「離陸します」

このアナウンスを聞いた時に、窓から流れる景色と一緒に、この一週間の出来事が思い出されました。

苦難は器を拡げる機会となる

今回の事で、様々な変化が自分の中でも生まれました。
実家にいる時間が延びた事で、会える予定では無かった兄や従妹家族とも会えました。
また、サービスを受けられる事そのモノに感謝ができ、少しの事は許容できる様にもなりました。

苦難は誰しも避けたいモノです。
しかし、どうしようもない時は、立ち向かわざるを得ません。
もし上手く逃げられたとしても、また同じ様に向き合う時がくるからです。

だからこそ、どうすれば乗り越えていけるのかを考え、チャレンジする事が大事だと思うのです。
そして乗り越えた時には、以前の自分よりも見える視点が違ったり、考え方も器も広がると思うのです。

夜景に溶け込む東京タワー

窓から東京タワーが見えた時に、安堵と共に沢山の方々への感謝を覚えました。

次は自分が同じ様に、目の前の人が苦難を乗り越える為の手助けをする。
「困ったときはお互い様」という言葉の一端くらいは、実行したいと感じるのです。

2024年の終わりに、どれだけ自分が成長できているか。
どれだけお役に立てているのか。
2024年の12月の記事で、お伝えしたいと思います。

ではでは☆

機内サービスに感謝

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