見出し画像

南場陽子・挑戦し続ける経営者

以前読んだ本で、凄く面白く、また生々しい現場感と学びが沢山あったのでご紹介ですo(^-^)o

「不格好経営-チームDeNAの挑戦-」

画像1

株式会社DeNAの創業者、南場智子さんの著書です。

株式会社DeNAといえば、1999年3月4日に有限会社からの設立。
資本金100億円、従業員数2500名を超える東証一部上場の大企業です。

しかしこの本を読み、まさに紆余曲折、波乱万丈の創業期があった事を知りました。
常に崖っぷちからの挑戦、「賭け」と「綱渡り」の連続。
南場さん自身も「知らない、わからない」の連続だった事が分かります。

しかし、どんな苦境でも乗り越えていけたのは、「仲間」との信頼。

初めての挑戦と仲間との信頼

設立した年の11月、DeNAはオークションサイト「ビッダーズ」を開始しました。
渋谷の雑居ビルの1室、南場さんを始め、仲間みんなでPCの画面を凝視しながら、Enterキーを押す。

サービス・スタート

臨場感が伝わり、読んでいる自分自身がその場にいるかの様に、ドキドキとしました。
これはおそらく、沢山の方々のスタートアップを見たり、お話を聞かせて頂いたり、自分自身も形は違えど挑戦をした経験があるからだと思います。
自分の経験に重ねて、イメージができたのです。

チーム力というレバレッジ

技術屋上がりの思考は「自分で何とかする」になりがちです。
しかし個人の力の限界と、仲間とのチーム力の凄さを知ってから、
この「自分で何とかする」が「結果を作る」に変わりました。

南場さんも著書の中で、「私は何も知らない」と自覚され、仲間に力を借りながら沢山の挑戦をされています。
はっきり言って自分だけでできる事には物理的にも、スキル的にも限界があります。
「どんなに天才的な外科医でも、同時に何人もの患者さんの手術をする事はできない。」と教わりました。
「沢山の方を救いたいのであれば、天才ではなく、優秀な外科医を数多く育成していけば良い」という考え方です。

成長の先にあるもの

自分自身を磨く事ももちろん大事ですが、その成長の先にあるのが、
今の会社や環境の延長線上だけに絞るのはもったいないと思います。
25歳の時に、「会社の為に生まれたわけではないでしょ?」と言って頂き、
「自分がどうなりたいのか」という視点を持つ事が出来ました。

DeNAは、どこに行っても通用する人材を育成すること、希望する社員の独立・起業を支援することなど、閉じ込めるのではなく解放するという考え方の組織運営を通じて、社員や株主のためだけでなく、日本経済の課題解決にも微力を尽くしたい
南場陽子

誰の為の人生なのか

就職、独立、結婚など、ライフスタイルは変わっていきます。
しかし思うのは、「みんな幸せになりたい」と考え決断をしていくという事です。
今の時間の使い方の先に、幸せなライフスタイルがあるのか。

自分は挑戦をしているのかと振り返るのです。
挑戦を続ける南場さんの姿勢を学び、自分にとっての挑戦をしていきます。

ではでは☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?