2023年 12月12日 火曜日 徒然日記 著書「明日、学校へ行きたくない‐言葉にならない思いを抱える君へ‐」とうつ病…不登校でもいい…

皆さん、おはよございます。徒然日記のお時間です。今日も真剣に綴っていこうと思います。

今日は全国的に雨模様ですね。

さて、今日は何を書こうかというと、やはり読んだ本の紹介と感想です。
ちょっとタイトルからして重いものになるかもしれません…

タイトルは

「明日、学校へ行きたくない‐言葉にならない思いを抱える君へ‐」
茂木健一郎 信田さよ子 山崎聡一郎

明日、学校へ行きたくない‐言葉にならない思いを抱える君へ‐

という本になります。

自分も学生時代、学校へ行きたくない、とよく思っていたので、タイトルに魅かれて手に取りました。
学校に関するものをよく読むのは、やはり学校生活に未練が多いからかもしれません…

内容はタイトル通り、「何となく」であったり「いじめ」であったり、とにかく学校へ行きたくないと思っている人たちへ向けた、茂木健一郎(脳科学者)、信田さよ子(公認心理士、臨床心理士)、山崎聡一郎(教育研究者、写真家、俳優)の対談による、解決策の様なものです。

印象に残っている言葉は沢山あるのですが、茂木さん曰く、不登校や学校を休むことに関して
「『さぼっていかないんじゃないか』『仮病じゃないか』と誤解されがち。脳で起こっている反応なので、こうすれば行けるという単純なものではない」との事。

脳科学者の方が言うと説得力があります。
自分もいじめ(周りはからかっているだけのつもりでも、自分はそう感じていた)だったり、家庭環境も大きく関係して、学校へは行きたくありませんでした。そして無理矢理行き、うつを拗らせたように思います…

そしてそう言った事を上手く発信できないまま大人になり、作業所を含め「仕事いきたくない」人間に陥ってしまった時期もあったように思います…

たらればになってしまいますが、もし自分が学生時代この言葉を聞いていれば、どんなに気が楽になっただろう、と考えずにはいられません…

信田さよ子さん曰く
「ややこしい言い方だけど『自己肯定感』は『自分を肯定しなければならない』という、せねばならない強迫に繋がってしまう。大抵自分は嫌なもの、嫌悪するところからエネルギーが生まれる事もある」との事。

自分もよく「自己肯定感少ない」とか安易に述べてしまうけれど、そう言った落とし穴もあるんだなと、気をつけねばならないと思いました。

「『今あなたはほっとできているか』『「誰と、どこにいる時に楽なのか』という問いかけが、生きていくためはるかに重要…」

そんな事考えたことも、余裕もなかったなぁ何て事を思い返しました。
勿論、学生時代の自分にも言ってあげたいですが、今の自分にも問いかけてあげたいです…

山崎聡一郎さんは、
「高く跳ぶためには、一度しゃがまなくてはいけない。『今なら跳べる!』と思える時が来るまで、しっかりしゃがんで力を蓄えることが大切」
と述べています。

自分は学生ではありませんが、「しゃがんでいる」状態なんじゃないかと思います。いつか「跳べる」時が来るまで、沢山の本を読みたいです…
今の自分がとにかく変に苦しまず、精神的に「楽」で「ほっと」できる状況に置きたい、そんな事を思う今日この頃でした…

追伸
今日の一曲…The Beatles Blackbird







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