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【投機の流儀】今の相場の基本的なトレンド

第1部;当面の市況

(1)来週は小確りと始まろうが、調整相場は続く。

週明けは小確りで始まろうが、調整局面は続いていると見る。
先週前半3日間で日経平均は1392円上がったが、先々週の本稿第一部(6)で「調整相場はまだまだ続く」と述べ、「週末の下げの陰線も短いヒゲではあるが、ほとんど『坊主』に近い。調整相場はまだまだ続きますよというシグナルに見えるが、いかがだろうか?」と述べておいた。また「日経平均だけでは語れない相場だ」とも述べ「それは一理あるが、その命題にこだわると大きな流れを見失って、大失敗することがある」とも述べた。

先々週は1週間で2456を日経平均で下げた。その特色は19日(金)の3年2ヶ月ぶりの大幅安であったが、その前々日に日足で言えば上下のヒゲがないいわゆる「坊主」であり、坊主の陰線は大幅下落を暗示すると言われてきた。それが19日に実現した。

ところで、週が変わって先週は日経平均で言えば月・火・水の3日間で1392円高となり、前週の大幅下げの半分以上を埋めた。あくまでも中間反騰であるから、利食いできるものは利食いして換金しておくように24日(水)の立会時間中の後半に「動画」で述べた。
翌日25日(木)に832円安をしたが、やはり整理相場の延長である。

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