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支援者(プライベートで関わる方)に感謝を伝えよう

こんにちは。この記事を書いているのは3月6日。
少し雪が積もった中での、満開の菜の花。
季節の変わり目で綺麗だな、と感じています。
花粉症がひどいですが・・・。

さて、みなさんは近くに支援者がいますか?
この記事での支援者は、
プライベート(私生活)で関わる方とします。
家族、友人、パートナーなどなど。
みなさんは感謝を伝えているでしょうか?

双極症2023ガイドラインにはこのように記載されています。

① ケアラーの治療参加は、患者の再発予防や予後改善に繫がると同時に、結果的にケアラーにとっても負 担軽減となりうる。しかし一方で、その尽力は多大であることに医療者は配慮すべきである。
② 医療者は、ケアラーの実情とケアラーに提供されているケアの現状を把握し、必要に応じて情報提供や関 係機関への橋渡しが望まれる。
③ 特に、ヤングケアラー(18 歳未満のケアラー)問題は表面化しにくく、医療者は児童相談所をはじめとした 関係行政機関への相談・通告等も含めて留意する必要がある

双極性障害(双極症)2023ガイドラインより

これを読むと、支援者の関わりが
治療や経過に影響を与えると思われます。

これは自身の体験でも感じます。
以前、私はリハビリ職として病院勤務していました。
様々な身体障害の方々を診てきましたが、
支援者が積極的に治療に参加している場合は
退院が早く、社会復帰や再入院が少ないと感じています。

もし支援者がいる場合は診察に同行してもらうか、
少しでも病状を理解してもらうのがいいのかもしれません。

一方で、支援者はどのように感じているでしょうか?
これは直接聞かないと当事者にはわかりません・・・。
自分のことで精一杯のことも多いですし・・・。

私は妻が支援者となりますが、
「何ともないよ~、何にもしてないし」
と言いますが、
診察には毎回来てくれますし、
なんだかんだで恵まれていると思います。

でも、何かしらは考えていて、不安なんだと思います。
当事者には見せないように。
なかには生活のほとんどを
支援者に頼っている方もいると思います。
支援者も1人の人間。
少なからずストレスはあるんじゃないか、と思います。

だからこそ、感謝を伝えてみませんか?
支援してくれるのは当たり前ではなく、
信頼関係として成り立っていると思っています。
感謝を伝えるだけでも支援者の心が軽くなるとともに、
当事者の心も軽くなると思います。

せっかくの機会に、感謝を伝えてみてください!
また、支援者に1人の時間をあげてくださいね。
お互いに無理せず過ごしましょう。

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