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信頼

前回は身体と思考の間についてお話しました。
今回は「信頼」についてです。

先日、トレーナー仲間とお話をする機会をいただき「こうなったら面白そうだね〜」という話題が上がりました。

自由という不自由

以前より、トレーニングという用語が一般的にも浸透してきたと同時に、トレーナーという職業を目指される方も増えてきている様に感じます。

そのトレーナー業界の現場で、今も昔もきっとある「お客さんを囲う」という文化。もしかすると、他の業界にもあるのかもしれません。

一度ご縁をいただいたら、責任を持って関わりたいという思いもあるし、お客さん側からしても、別の方と関わってみたいと申し出るのは、気が引ける部分がある気がします。

不義理をはたらく訳でも、権利を主張する必要もなく、本来自由なはずなのに、意外と不自由になっていると感じる1つです。

もし、フェアであれたら

私には見えるものがあると同時に、見えていないものがある。
あなたにも聞こえているものと同時に、聞こえていないものがある。

だから、あなたと私の「違い」が尊く、お互いが等しく不可欠だと感じます。

例えば、もし「自分ではないトレーナーさんとの時間を勧めること」も、その他のアドバイスと同等に選択肢の1つとして持ち合わせていられたら、もっとたくさんの可能性を広げられるだろうなと思いました。

信頼って

しがらみや感情。。。そう簡単なことではないし、現段階では限りなく理想論かもしれません。

でも、大好きなあのお店の信頼するマスターから紹介していただいたお店には、喜んで、心して伺うと思います。

こちらが紹介をするときも、まず簡単にはできないでしょうし、大切な人への迷惑にならないよう、またお客さん側も安心して関われるように、細部に渡り尽力すると思います。

もしそんな信頼がベースとなったら、自分自身も含め、比較にならない豊かさで、循環が起き始める気がします。

きっと簡単なことではないなと、何度も思いましたが、今回も「それ、とても面白いと思う!」と言ってくれた仲間がいました。

きっとそんな世界がある気がします。


豊田玲子(遊びたい、身体大好き)
理学療法士 パーソナルトレーナー
2012 IFBB World Chanpionship Body Fitness 日本代表

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