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デザインの休憩2-「渋谷周辺の建築を学生と散歩する」

散歩が好きなので、
授業もできるだけ学生を連れて散歩していた。

学生は「佐藤さんと散歩すると楽しい」

と言ってくれるので、
もちろん授業をサボれる口実でもあるんだろうけど、
展覧会や小さなギャラリー、
できたばかりの目新しいショップもよく覗きに行った。

渋谷周辺の建築を眺めに行きました。

2020年の東京オリンピックに向けて
渋谷は大規模な工事があちこちで行われ、
日々風景が変わっている。

町並みを守る意識の高い国では、
そうそうデザイン性の高い建築物を作ることはできないので、
良くも悪くも、日本みたいに自由な場所はない。
そういった実験場に住んでると思えば、
日本や海外の名だたる建築家の仕事を見ておいて損はない。

まず、圧倒的なのはプラダビル(ヘルツォーク&ドムーロン)

すっかり街に馴染んだ表参道ヒルズ(安藤忠雄)

建築途中のようなパイナップル館(隈研吾)

窓からの景観含めて美しい蔦コーヒーの家(山田守)

お馴染みのワタリウム(マリオボッタ)

小さな土地に絶妙な存在感の、塔の家(東孝光)

どうなってるの?アンダーカバーラボ(クラインダイサム&アーキテクツ)

鶏小屋のようなルーチェ(妹島和世)

デザイン建築の先駆け、青山スパイラル(槇文彦)

昼と夜の変化が楽しい、ディオールビル(SANAA)

男らしい風貌の国連大学(丹下健三)

ランダムな窓の形とエッジの丸さが印象的な
SIA青山ビルディング(青木淳)

木のシルエットに馴染むデザイン、トッズ(伊東豊雄)

独特のカーブが印象的な日本基督教団 原宿教会
アンリ・ゲイダン + 金子文子 / シィエル・ルージュ・クレアシオン (CRC)

現職の色使いが目を引くブラジル大使館(ルイ・オオタケ)

まだまだほんの1部です。
ご自身の足で歩いて探してみてはいかがですか。


のちに、この建築散歩から1冊のマップが生まれました。


建築のイラストレーションは、
シブヤプロダクツ科の卒業生柳谷幸子さんです。

企画デザイン/Azone+Associate 
建築イラスト/柳谷幸子
協力/佐藤豊美

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