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世界を廻って学んだ、人と住むということ

世界中を旅して、いろんな国で仕事して、約10年。

1つ星から5つ星ホテル、民泊、ヴィラ、サーフキャンプ、カウチサーフィン、ホステル、彼氏の家に居候、バス、プライベートジェット内、キャンピングカー、テント、アリーナの会場内などなど、今までありとあらゆる宿泊施設で泊まったこの10年。

自由人でB型丸出しのわたしが、最近ようやく人と住むということの大事さとむずかしさを知った。

気を使うとか、洗い物をしてあげる、とかそういうことじゃない。

やっぱり、コミュニケーションが一番大事なんだってこと。

日本にいると、相手を察するとか、空気を読む、が主流だけど、そんなの日本を出たら通じない。

話さなければいけない。というか、伝えなければいけない。

こうして欲しいこと、嫌なこと、だけじゃなくて、
「ありがとう。」
「それをしてくれて嬉しいよ。」
「あなたはこれ好きでしょう?これあげるよ。」
ということ。

あなたを想っているよ、考えているよ、と伝えなきゃ。

それって、誰かといる上で一番大事なことなんだと思う。
特に誰かと住んでいるときは、いつもいるから忘れがちだけど、だからこそ伝えなきゃ。

冷蔵庫に、変顔をした自分を撮ったポラロイド写真を入れて
「おはよう!今日も一日笑って!」
としてくれた友達がいた。

もちろんそれを見て笑顔になった。

朝、テーブルに「行ってらっしゃい!いい一日を!。」

とだけ書いたメモが置いてあった。
なかなかペンでメモに何かを書くということが少なくなったからなのか、その紙とそのヘタクソな文字がかわいくて嬉しかった。

それだけのこと。

どこの国に行っても、「想ってくれている。」と気づくのは嬉しいということ。

あなたが今考えるのは、誰のこと?

私の言葉が気に入ってくれたら、サポートいただけると嬉しいです。