見出し画像

★キャンピングカー生活まであと51日★「涙腺崩壊。"失恋ロック"のすすめ。②」

こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。
ぐっちーです。

今回は前回の記事の続きになります。

6.back number『ハッピーエンド』

「私がいれば何もいらないと そう言ってもう離さないで
なんてね 嘘だよ さよなら」

言わずと知れた有名バンド、「back number」。
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』主題歌の曲です。
同作の内容にもリンクする歌詞で、決して交わり続けることの許されない恋がテーマになっています。
Vocal清水依与吏さんの圧倒的な歌唱力とそれに負けない演奏陣。
サビの力強さは他とは比べられないものになっています。

映画を見てから聴くと倍楽しめる一曲になっていますので、是非映画の方も見てみてくださいね。

7.マカロニえんぴつ『ブルーベリー・ナイツ』

「運命の誰か、あたしを掬って食べて
誰でもいいよ、あたしを潰して舐めて」

こちらも今や誰しもが名前を聞くようになったグループ、マカロニえんぴつからの紹介です。
個人的には初めてマカロニえんぴつを知った曲でもあります。
泣ける、というよりモダンな美しさを演出する一曲で、今リリースする曲調とは少し違った"一昔前のマカロニえんぴつ"を味わうことができます。
自分をブルーベリーに例えて、残された一人が出口を求めて静かに叫び歌う様が儚くも美化されて私たちの耳に届けられる。

8.Absolute area「遠くまで行く君に」

「もっと遠くまで行く君に
どんな言葉をかけられるかな」

明確に失恋ソングではないのですが、ご紹介。
Gt.Vocal山口諒也さんの、とてもとても綺麗な声で紡ぎ出される世界観と爽やかさの間に隠れたもの寂しさのバランスが美しい一曲。

自分が一緒に追えない、パートナーが進みたい道を引き止めることができず、ただ、見守っている。
自分の正直な気持ちと相手を思い遣る気持ちのせめぎ合い。

その言葉を言うことが相手の枷になってしまうのは嫌で、だけど自分の気持ちはそうではなくて。
人間にいつか何度かくるタイミングに、大切に思うがゆえのジレンマ。

9.This is LAST『アイムアイ』

「このまま心に降り積もる溶けない阨(あい)の中で
ただ二人真っ黒に染まっていこう」

色々な恋の形と行方を描いてきたThis is LAST。
『アイムアイ』は曲調がポップでノリの良い疾走感ある、彼らの代表曲のひとつです。
しかし裏腹に歌詞は歪な関係性、迷い、狡さ。
「繋がり」とは何だろう?自分と相手を繋ぐものは何だろう?
疑念が渦巻いていながら相手を失うことの恐怖から恋にすがりつく、人間らしさを隠さず生々しく描いた秀逸作です。

10.My Hair is Bad『恋人ができたんだ』

「僕らも二人と呼ばれてたね」

個人的「キングオブ失恋ロック」バンドだと思う「My Hair is Bad」。
男性グループなのに女性主語でここまで鮮明に、繊細に歌えるのが彼らの才能の一つと思います。
どの曲を選ぶか本当に迷いましたが、今回ご紹介するのは『恋人ができたんだ』という曲。
分かりやすいメロディと歌詞と対比。
本来ならあなたと呼ぶのは今の恋人のはずなのに、過去のあなたを気にかけて曲を贈ってしまうのは未練があるから?
"失恋"と"新しい恋"を、"過去のあなた"と"今の私"をここまで融合して同時に描けるの、控えめに言ってすごい。
過去と決別するのではなく、あなたがいたから今がある。
しっとりと静かに、今までの軌跡と前向きな未来を噛みしめる恋のうた。

<<<あと51日>>>
記事書き上げるまでに10回泣いた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?