たき火料理

仕事を終えて家に帰ると、息子がたき火をしていた。

もちろん、本物の火は使っていない。作ったらしい。

右側がそうである。息子なりに木を置いて、その上に火があって。ちゃんとたき火である。何で急にたき火を作ろうと思ったのかはわからないけれども、たき火らしいたき火に思わず「おぉ!!」と声を出してしまった。

ちなみに横は海苔巻き。昔から折り紙は折るより切り貼りする息子で、作るのは食べ物関係のものが多い。最近はよく海苔巻きを作っている。

それはともかく。

「おとうさんには2本あげたんだよ!」

息子は言う。

「2本??」

「串にさして火で焼くんだって」

夫のフォローが入った。ほほぅ。なるほど?

「おかあさんにもあげるね」

息子は早速絵を描きだした。渡してくれたのはこれ。

お肉とネギを交互にさしたものらしい。これをたき火で焼いて食べる。

「うん、美味しいよ。ありがとう」

「よかった!お魚もあるよ!」

たき火と魚といえば、鮎のように串にさすのか?と思ったら、出てきたのはこれ。

これは魚……なの……?仮に魚だとして、フライパンとかグリルで焼くタイプじゃないですかね…?しかしどうしようもないので、とりあえず手に持ってたき火で焼いて食べた。

「白いところは骨だからね!気をつけて食べてね!」

「なるほど!って骨多いな!」

去年飛行機に乗った時にもらった折り紙なのだけれど、まさか魚にされて飛行機柄を骨に見立てられるとは、航空会社の人も思っていなかっただろう。子どもの想像力は無限大なのである。


そんなこんなで思いがけずたき火を楽しんでしまった昨日。やっぱり息子は料理を作ること全般に興味があるし好きなのだろうね。本物の料理も、何か新しいことをしたいけれども。何がいいか考え中である。


ではまた明日。

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