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子どもの能力は遺伝か?環境か?(2min)

先日行ったセミナーの中で、保護者さんからこんな質問が出た。

うちの子は、私にも主人にも似てなくて…なかなか自分で計画を立てて、勉強を進めることが苦手なんです。どうすれば治りますか?

このような「親に似ている・似ていない」の質問が出ると決まって僕は、子どもたちにとっての「遺伝と環境」の話をすることにしている。

名古屋大学大学院の山形伸二先生(当時は九州大学)らの研究によると、「中3時点での学力」と「大人になってからの年収」の約30〜35%は遺伝的要因で、残りの約65〜70%は環境的要因だったそうである。

この結果は、私のような現場の人間でも大変納得のいくものである。
良い環境を保護者が意識し、それを子どもたちの周りに作ることができれば、どんなに良い遺伝子を持って生まれた子よりも聡明で、将来も明るくなる。
「私が賢くないから、この子も賢くならないだろう…」
などと考えていては、とても勿体無い。子どもたちには無限の明るい未来が広がっているのだ。

最後にセミナーの話に戻るが、僕はいつも質問をこのように締めくくる。

遺伝的要因は30%、環境的要因が70%、つまりお子さんの100%が『親から与えられたもの』なんです。
『子は育てたように育つ』という言葉があります。お子さんを変えたいのなら、まずはお母様やお父様から変わらなくてはなりません。


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考えることが好きになれば、算数も国語もぜんぶ好きになる。すべての子どもたちに学ぶ楽しさを感じてもらうべく奮闘中。TRES代表。