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簿記2級再受験の記録

誰得でも無し、資格受験の記録。

2020年2月23日(日)、11月に僅差で落ちた簿記2級のリベンジ受験をしてきました。
正直、結構微妙でしたが、これにて育休中の資格チャレンジは終了です。
3月に出るFP3級と簿記2級の結果を見て、次のステップに進もうと思います。

大学受験以来の、妙に溢れ出る勉強意欲。
それにしても遅い...遅過ぎる...
そして、1年くらいで飽きてしまうのでしょう...
飽きぬよう、家族のためにも、細く長く頑張ります。


※以下、簿記モノの吐瀉です。よろしければお読みください。

簿記受験の記憶を振り返ります。
1ヶ月ほど前、簿記2級と比べると明らかに易しく感じるFP3級を経験してしまったことで、私の中の緊張の糸はゴム状態でした。

1月のFP3級試験が終わり、今度こそ簿記2級を攻略してやろうと意気込んだものの、ひと山越えた妙な安堵感と、子供のめまぐるしい成長による謎の満足感からなのか、いつぞやの悔しさは、遥か山の向こうであぐらをかいていました。

とは言え、鈍足ながらもコツコツと問題集を解き、理解力を深め、直前に過去問をトライしてみたら思った以上にマズイことに気がつき、慌てて闇特訓を施し、ギリギリ何とか仕上げて試験日を迎えられた、と思います。

簿記2級試験は大問5つに分かれていて、前3つが商業簿記、後ろ2つが工業簿記となっています。各大問20点、合計100点、70点以上が合格です。

11月の受験では、68/100点という一番やりきれない結果に、独り新宿の都庁前で絶叫しました。また、都庁前で発狂することになるのでしょうか。

試験日当日。簿記2級は午後からです。
コロナウイルスは熱湯に弱いというデマを信じて熱湯を水筒に入れ、挑みました。
しかしこれは大きなミスで、THERMOSの保温能力を過小評価しており、熱過ぎて試験前に飲むことができませんでした。

試験監督の説明が始まり、試験前に解答用紙が配られ、ミスプリントをチェックします。全体の解答欄の優しげな感じを見て私は、何となく前回よりもFly high、イケそうな気がしました。

13:43、試験監督の開始の合図とともに、待った無しの2時間一本勝負は始まりました。

私はいつも、大問1→4→5→2→3と解いていくルールにしています。
ちなみに大問1,4,5は個人的に得点源です。

まず大問1。

...全体的に日本語が難し過ぎて頭に入ってきません。これは試験でよくある焦ってダメなパターンなのでとりあえず一旦寝かせ、次に進みます。
パス。

次に大問4。

...簡単だと思った問題が実は簡単ではなく、何を問うているのか全然分かりません。
パス。

このとき、ある言葉が私の脳に浮かびました。

「帰りたい」


究極の一言をこらえ、その後、大問5,2,3は比較的易しめなことに気づき、一部訳が分からない部分もありましたが、冷静さを取り戻した私は大問1を解き直し、大問4もなんとなく解き切ることができました。

前回に比べると、
「とりあえず何とか解き切った...」
という達成感はあるので、多少は簿記力が上がったのでしょうか、いや、正直全く分かりません。
やりきった感はあるので、最悪また落ちてしまっても受け入れられるかな、いや、やっぱり受け入れられません。

なぜ、公式的なテキストや問題集や過去問を解いて色んな対処術を身につけても、いざ試験になったとき、初見さんを殺しにくるのでしょうか。
2級って、そういうものなのでしょうか。
そもそも、私の理解がまだ浅いのでしょうか。

それにしても、11月どうしてあと2点が取れなかったのか。
11月の自分が憎い。
野太めのムチでめいっぱい叩いてやりたい。


また次回受けるかもしれませんし、もう二度と受けないかもしれませんが、今回の簿記2級の勉強を通じて大切だなと思ったことも、後で記録しておけたらいいなと思います。

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