見出し画像

201905_育休開始



リアル時間軸では娘もあっという間に7ヶ月が経ち、離乳食も1日朝1回から朝夕2回に増えました。
朝ご飯、着替え、散歩、夕ご飯、お風呂、寝かしつけ、などの合間に掃除洗濯、離乳食の仕込み、オムツ替え、などしていると1日があっという間に過ぎていきます。
世間一般に比べ、恐らく単純にガッツが足りていない。こんな調子で本当に復帰できるのだろうか...。
今のうちにもっと、外部のサービスを上手に活用して未来への基盤づくりとしておかないといけないな...などと思う次第です。

前回からだいぶ間が抜けてしまいましたが、引き続き記録を残します。


2019年5月下旬から、正式に育休がスタートした。復帰予定は、2020年4月1日。
今更だが、結構思い切ったものだなぁと、いざ自分がこの状況に立つとそんな感情に包まれたりする。
先は長い。とりあえず目の前のことをしっかりやろう。

赤子が家にやってきて、育休が開始して、いつからか仕事人間(今思えばほぼ社畜の部類でした)になっていた私の生活は激変した。
とりあえず、毎朝会社に行かなくなった。
ワイシャツに袖を通すことがなくなった。
スラックスも、穿かなくなった...。
革靴も...。
顔くらいは...洗おう。
ヒゲは...一応剃っておこう。
そんな具合。

私の新しい仕事は、朝昼晩のご飯を作り、掃除洗濯し、ゴミを捨て...合間に赤子のお守りをしつつ、嫁様のケアをしつつ。
当たり前のような当たり前じゃないような、そんな生活が始まった。

赤子の愛称は「なっちゃん」。
育休1ヶ月目の役割分担は、こんな感じだった。
私→料理、掃除洗濯、なっちゃんの世話、嫁様のケア、その他雑事全般
嫁→料理指導、授乳、なっちゃんの世話、安静

嫁は文字通り切腹しているので、とにかく栄養を摂って安静にすることに専念してもらう。帝王切開をしたママさんの体力が全快するには、半年〜1年は必要らしい。
これが、後々少しずつ50:50の家事育児になっていく訳だが。まぁ、もしかしたら授乳という尊い行いだけでその他すべてに匹敵することなのかもしれない。

掃除や洗濯等の、無機質に進められるようなことはむしろ私の得意分野であるので問題意識は無い。
問題は、料理であった。
料理...しかも母乳に良く、母親の体に良い料理って何だ...となる。
ブロッコリーひとつとっても茹で方も分からず、ただひたすらググりながらの料理の日々を過ごす。気づくと外は夕陽が差している。
(未だに料理は得意ではありませんが、カレーを黙々と作ることだけ好きになりました。でもこの時期に母親が食べると乳腺が詰まりやすくなるのでダメです。)

突然、里帰りとは良くできたシステムだと思った。
赤ちゃんには良質なお乳(今は良質な人工ミルクがあるので、一概にそうとは言えないのかもしれない)、母親には良質なお乳を作るための栄養が必要である。
その環境を準備するのに、やはり子育ての先輩に頼るのは理に適っている。
(色んなご家庭があると思うので、そういった環境が活用できるようならば積極的に活用してよいのではないかな、と思います)

仕事とはまた違った辛さが、そこにはあった。
ここまで思い通りにいかないとは。
3時間おきには起きて授乳をするので、私もサポートに起きる。まとまった睡眠時間が取れない。何かあったら怖くてそもそも気が休まらず、熟睡できない。熟睡できないので、イライラする。細かいことでも相手のやり方が気にくわないとすぐ怒る。喧嘩する。反省する。の繰り返し。
何かの拍子でなっちゃんの鼻口が塞がれたらどうしよう、とか。
寝てると思いきや実は呼吸が止まっていたらどうしよう、とか。
あれ、何で今回の授乳後は寝てくれないんだ、とか。
今思えばビビり過ぎていたが、でもやっぱり怖いものは怖い。
慣れないことの連続で、何倍も疲れる。
大人の朝ご飯を用意して、オムツ替えて、あやして、授乳してもらってる間に洗濯物を回して、あやして、あ、お昼だ、で準備して、授乳しながら寝ちゃった時はチャンスと思い3人で仮眠して、と思ったら30分もせず起きてあやして、何というかtricotというかZAZEN BOYSというか、そんな変拍子生活が続く。

5月〜6月の時期が、なっちゃんが柔らかすぎて些細なことで壊れてしまいそうで怖いという意味で1番気が休まらなかったように思います。
ちなみにこの時期、特に怖かったのは、沐浴(首が座ってないのにわちゃわちゃしてくるので、つるんとしてしまいそうで怖い)とおヘソ掃除(へその緒の片割れが残存しており、ジュクジュクしていてただただ怖い)、耳鼻掃除(嗅ぐとひたすらにクッサいのですが、ちょいと頭動かされようもんなら綿棒をNGエリアまで突っ込んでしまいそうで怖い)です。もう全てが柔らかくて小さくて怖いです。

そんな感じで、お宮参りの日を迎える訳です。


◆本日の1冊◆
「夫の扶養からぬけだしたい」
https://a.r10.to/hbXDHK
著者:ゆむい
発売日:2019年2月7日
嫁様からのリクエストがあって読んだ1冊。
子供ができ、育児の大変さゆえに続けていたイラストレーターの仕事を諦めて専業主婦になった妻が、今一度奮い立つ、そんな感じのストーリーです。お互い様なところもありますが、男性目線でも夫の圧が絶妙に不快でイライラします。
我が家も共働きですが、1人がバリバリ働いて年収1,000万円稼げるよりも、2人が対等な目線でそこそこ頑張って働いて年収500万円×2で家事育児を分散した方がリスク分散もできて、自分には合っているような気がします。まぁ1,000万円プレーヤーになれないだけなんですが。難しいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?