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頭蓋骨と後頭部とハゲ

私は、ハゲは頭蓋骨の形によって起こる理論、通称「頭蓋骨ハゲ理論」を支持している。

頭蓋骨ハゲ理論とは。
女性の場合、確か20歳頃までに頭蓋骨も頭皮も成長しきるらしい。
しかし男性の場合、生来にして往生際が悪い性なのか、20歳以降も頭蓋骨だけは肥大していき、40歳頃まで成長するのだそうだ。そして20歳頃に成長が止まっている頭皮が引っ張られることで頭皮の血行が悪くなり、毛根が苦しんで結果的にハゲていくのだそうだ。

つまり、
イキる頭蓋骨+ツッパる頭皮=ハゲ。
イキってツッパった末に、ハゲが待っている。

これが、女性に比べて男性が圧倒的にハゲている世の仕組みの1つらしい。
もちろん、男性ホルモンによるハゲ理論も信じているが、頭蓋骨ハゲ理論も同じくらい重要なんじゃないかと思っている。

頭蓋骨ハゲ理論では、どうも3タイプのハゲる系頭蓋骨が存在するらしい。

①金柑頭
これは、側頭部がマジンガーZ状態を指す。つまり、鉢が張っているような頭。
②さいづち頭
これは、『あしたのジョー』の丹下段平のように前頭部が不思議とこんもり丘になっているタイプの頭。
③ビリケン頭
その名の通り、幸運の神ビリケン様のような立派なキューピーヘッドを指す。

これらが組み合わさることで、Mハゲになったり頭頂部からキたりする。
そして、更に最強格が存在する。
特に後頭部が丸く盛り上がっている人は無条件にハゲへの特急券を握っているらしい。
つまり、後ろに頭皮を引っ張ることで生え際の毛根を無差別に殺しにかかっているわけだ。
ハゲている人は、共通して後頭部が出ているはずだ。それか頭蓋骨がどこかしらボコついている。とりあえずどこかしら頭蓋骨が肥大していれば、その対角上の頭皮が引っ張られているはずなのだ。

そんな私も漏れ無く、というか全てを持ち合わせていて、美容師の友人からは、「模範的なハゲ頭蓋骨」と太鼓判を押されている。
側頭部はマジンガーし、前頭部も丹下段平していて頭頂部がこれでもかというくらいキューピーしている。そして後頭部はキレイに円の曲線を描いている。
以前、妻とオーダーメイドまくらを検討した時、頭の高さなど測ってもらったのだが、後頭部の高さの違いに唖然としたことがある。
け、削りてぇ...


この話を通じて残したい気持ちは、
もし、今後我が家に男の子が生まれてきたら、絶対に寝返りなぞさせぬ。
後頭部はしっかりと絶壁頭にする。
お前の頭皮は、俺が必ず守ってやる。
それが、我が子に残せる最大の愛なのだろう。
そんな気持ち。

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