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【アート旅】展覧会 岡本太郎 in 東京都美術館

 2022.10.28-12.28まで東京都美術館で開催中の「展覧会 岡本太郎」に行ってきました。開催を知ったときからずっと楽しみにしていました!!
 
 東京都美術館は、企画展が見応えがありつつ入れ代わりも多くていいですよね。結局、東京都美術館にしょっちゅう来てます。

 岡本太郎の作品は基本的に写真OK。今回の展覧会も写真OKでした。
 チケットは大人1,900円。コロナの人数制限もかなり緩和されてきているので、人は多かったと思います。土日の当日だと売り切れ始めて時間が限られるので、前日には取っておいたほうが良さそうですね。

 展示されている作品の多くは、川崎市岡本太郎美術館所蔵のもの。+青山の岡本太郎記念館から。それと国内外の他の美術館においてあるものを少し持ってきているといった感じです。

 私は川崎市岡本太郎美術館に行って感銘を受けたクチなので、これは見たなって思うものが多かったし、展示空間も岡本太郎作品専用に作っている川崎には上回れないな、というのが最終的な感想ではありました。
 でも外国所蔵のものが見れたのも良かったですし、1つの作品でバラバラに所蔵されている物が一同に会するのは、この展覧会だからこその醍醐味が楽しめた良い企画展でした。

明日の神話を見る人たち
岡本太郎の作品と推定された
パリのゴミ集積所から見つかった3枚

■良かった作品

■森の掟

 岡本太郎、代表作のひとつ。この絵のインパクトはやっぱりスゴイですよねぇ。あまりに有名すぎる作品ですが、やっぱりスゴイ。

森の掟

■跳ぶ

 東京オリンピックの際に作成された作品。華麗で躍動感があって、五輪の華やかさもあるような美しさに惹かれました。

跳ぶ

■露店

 展覧会グッズのポストカードにも採用されている目玉的作品の1つ。初期の作品で、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館所蔵日本で展示されるのは40年ぶりだとか!このなんとも言えない手前と奥の色合いの違いに心がザワザワします。

初期作品 露店

■作家

漫画家の父を描いたのではという作品。岡本太郎の両親は放任的な家族だったということですが、こう芸術家として、男性として尊敬の念を感じる気がします。

作家

■明日の神話(下絵・原画)

 代表作「明日の神話」の原画5枚。それぞれ別の美術館に展示されているため、通常は並べて見ることができない作品。

明日の神話(原画)

 所要は45分くらいでしょうか。良い展示でしたが、あらためて川崎市岡本太郎美術館の素晴らしさを再認識。圧倒的な所蔵と、チケ代の安さ。
 岡本太郎の作品がいいと思った方はぜひ川崎市岡本太郎美術館に足を運んで頂きたいですね!満足すること間違いなし!

以上、展覧会 岡本太郎でした。

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