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悪い状態も維持してしまう「恒常性維持機能」

骨盤矯正・ボキボキ手技・ストレッチを
一切やらない異色の整体師トリプルKです。

前回の『健康を支える「恒常性維持機能」とは?』は、いかがでしたか?

恒常性維持機能のお陰で、
日々快適に過ごすことが出来るのです。

【お礼】
nouchiさんのイラストを頂戴しました。
有難うございます。


同じ状態を維持しようとするのが、恒常性維持機能の働きでしたね。

それは、悪い状態の時でも同じです。

悪いなら、悪いなりに何とかしてくれるのです。


例えば、
左膝や左肘は胃に関連する場所なのですが、
そこを打撲したり怪我をすると胃に影響します。

影響するとは、悪い方に作用します。

つまり、
胃の働きが悪くなるのです。


胃の不調は、
手・足の反射区、左肩甲骨内側の張り、左膝や左肘の強張り、仰向けなら左頬骨周りの硬さなどで判断出来ます。

今挙げた箇所の硬さが複数確認出来れば、胃が疲れて弱っていると判断して間違いないです。

しかし、
明らかに胃の不調による張りが出ているのに、
胃の調子は悪くないと言う方がいます。

これはどういう事なのでしょうか?


僕は、恒常性維持機能が影響しているのだと考えています。

初めにも触れましたが、身体の状態が悪いなら悪いなりに何とかしてくれるのです。

その為悪い状態であっても、
本人にとってはそれが普通になっているので、
自覚がないのです。

胃の働きは低下しているものの、
安定した状態なのです。

だから本人にしてみれば、
胃の調子が悪いなどとは思わないのです。


だから自覚の無い人は、恐らく相当な期間に渡って慢性化しているものと思われます。

自覚がない=問題ない
という訳ではなさそうです。

恒常性維持機能は素晴らしい機能ですが、
悪いなら悪いなりに維持してしまうことも忘れずに。


最後までお読みいただき、有難うございました。
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