【士業の悩み】2つの経営パターン。あなたはどっちタイプ??
こんにちは!!(^^)
HR系コンサル 企業であるTRIPORT(トライポート)の代表・岡本です。
私自身は社労士で、うちの会社のもう一人の取締役は会計士だったりしますが、士業って、弁護士、会計士、税理士、社労士、行政書士、司法書士、弁理士、中小企業診断士等々、本当に多く存在しますよね!!(^^;
ここ数年、例えば、上記のような士業界を代表する経営者の方々とセミナー講師としてお話させていただく機会や、その他、直接お会いする機会が多々あったのですが…
と感じることが多々あったので
士業を目指している方
士業経営をされている方
…向けに、1つの考え方としてぜひ、この2つのパターンをシェアさせていただければと思い記事にしてみましたm(__)m
僕自身、過去に自分の会社の経営方針について…
…と悩んだことでもあったことなので、ぜひぜひ、少しでも今後の士業経営の参考にしてもらえたら嬉しいです(^^)
プレイヤータイプ?それとも実業家タイプ??
あなたはどっち??
結論から言うと、士業経営者の中には下記2つのタイプが存在すると思ってます!!
勿論、どちらが正しいとか、良い・悪いということではないのですが…
現在の士業界では明らかに前者「プレイヤー」型の士業経営者の比率が高く、後者は少数だというのは実体験ベースで思います。
ただ、今後の士業界の発展を考えると、プレイヤータイプでの経営、つまり従来の労働集約型モデルでのサービス提供スタイルだと、付加価値のアウトプットの質・量的観点から限界があると思ってます。
そのため、士業界の経営者たちも事業や組織作りの仕組み化を徹底していくことが必要なのではないかと思っていますm(__)m
現場のことを知らずに士業経営はできるの?
よく、「現場のことを分からずして何ができるのか!!」というようなスタンスの意見も聞きますが、勿論現場を直接経験することは非常に大事だと思います。
むしろ事業の核となる部分は直接経験していないと、経営上様々なリスクが出てきてしまうかと思います(-_-;)
ただ、例えば税理士や社労士業界でいえば、基幹業務系のTech企業が台頭してきていること、BPO領域まで積極的に進出してきていること、この現実を考慮すると…
という問題解決能力を養って良ければ、士業の現場を事細かに把握していなくても付加価値を効率的に創造できるのでは?とも思います。
よって、士業法で守られている独占業務に甘んじることなく、士業界も労働集約型からの脱却を意識して、本当の意味での世の中に対する付加価値提供を思考し続ける必要があるんじゃないかなぁ~と思った今日この頃でした!!m(__)m
【余談】士業界のリーディングカンパニーの代表のお話
今までお会いした士業経営者の中で、例えば、士業界の中でも2000人弱の従業員を抱える某大手士業法人の代表と直接お話する機会があったのですが、その方は、今まで株式会社の上場も複数させていたり、海外に支店を出したりしているような方で…
お話の内容も士業という狭い世界感ではなく、社会に対する付加価値提供という観点でのお話ばかりで、士業の専門的なお話は全くなく、完全な実業家タイプだと一瞬で分かるような方でした。
僕自身、この方とお話するまで…
こんな風にずっと思ってましたが、このような方と直接出会うことができて、本当に心がワクワクしたことを今でも鮮明に覚えています!!(^^)
どのようにしたら実業家タイプになれるの?
繰り返しになってしまいますが…
実業家タイプが良いとか、そういう意味ではないですが、個人的には今後の日本の発展を考えると、「効率性」の観点から実業家タイプの士業が増えていくことも重要だと考えています!
私自身は元々システムエンジニアだったということもあるのかもしれませんが(^^;
効率性や合理性、論理展開など、非常に重要視しており、「士業ができること」からビジネスを考えるのではなく、「社会が求めていること」からビジネスを考えることが重要だと思ってますm(__)m
よって、参考になるかは分かりませんが、僕が考える士業が「実業家」という方向性で歩んでいくために必要な考え方を、参考までにメモレベルで残しておこうと思います!
(参考)「実業家」タイプとして経営する際に大事なこと
自分が持っているコアコンピタンス(競合他社に真似できない核となる能力)を定義
上記コアコンピタンスで解決できる課題のメインシナリオを定義
上記課題が顕在化される前の、潜在的に存在するマーケットを定義
上記潜在的ニーズを顕在化するために必要な要素が何かを定義
顕在化したニーズを解決するサービス・コンテンツを効率的に提供する仕組みを構築。
見込み顧客の流入を安定的に自然発生する仕組みを構築。
サービス提供時における、付加価値の画一化、ホスピタリティの最低水準クリアを徹底。
上記を実現するために必要な人材を確保。
人材を集める際、何でもできる人材を確保しようとすると、採用難易度が一気に上がってしまうので、分業化できる部分は分業を徹底し、採用効率まで考慮した人材確保スキームを構築。
等々…
他にも考えるべきことは多々ありますが、すべては社会から求められること(ニーズ)に対して、最適な付加価値を提供する仕組みを構築し、自動化・半自動化を目指すことが重要だと考えます。
最後に
僕自身まだまだできていないことが多く、失敗の連続(-_-;)
日々試行錯誤の繰り返して、一歩ずつ前進しているような感じです!!
でも思考して諦めずに行動し続けることで、間違いなく前進していけているので、今後も引き続き諦めることなく前を向いて歩んでいこうと思います!!
今回も、拙い文章にも関わらず最後までお読みいただいた方、本当に有難うございました!!m(__)m
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