～北部地方～
①リオハ D.O.Ca

○プロフィール
･1991年 D.O.Ca認定  
･リオハに小樽熟成を伝えたのはボルドーに留学した｢リスカル候爵｣ 

○気候風土
･リオハ･アルタ(全栽培面積の約50%)は最も西部にある
･リオハ･オリエンタルは2018年にリオハ･バハから改名

〇地方料理と食材
･ピミントス･レリェーノス(Pimientos Rellenos)
→赤ピーマンの肉詰め
 

②ナバーラ州 
･テンプラニーリョにカベルネ・ソーヴィニョンなどの、在来品種と外来品種の「ナバーラ･ブレンド」が有名
･近年の固有品種ブームにより、ガルナッチャを再評価

③アラゴン州
〇主要なD.Oワイン
(3)カンポ･デ･ポルハ(Campo de Borja)
･栽培面積の70％をガルナッチャが占め「ガルナッチャ王国」とも称される

(4)カリニェナ(Carinena)
･黒ブドウ品種カリニェナの原産地。D.O名も同じなので、他の産地のラベルにこの品種名の表示が禁止
･フランスでは「カリニャン」、アラゴン以外のスペインでは「マスエロ」と呼ばれる
【語呂】「スペイン借ります」
借り→カリニャン　ます→マスエロ

(6)ソモンターノ(Somontano)
･「山麓」という意味

④バスク州
〇気候風土
･畑の風通しを良くするための「パラル Parral」という棚仕立てが有名

○主要なD.Oワイン
(7)チャコリ･デ･ゲタリア(Chacoli de Getaria)
･白ブドウのオンダラビ･スリが95％を占めている
･アメリカなどにも輸出され人気
【語呂】「スリにあうチャコの下駄」
スリ→オンダラビ･スリ　チャコの下駄→チャコリ･デ･ゲタリア