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バズってない連載してない新人漫画家が単行本を出させていただけること

先日告知させていただいたとおり、noteやTwitterで細々と投稿していた私の漫画「新古書ファイター真吾」が書籍化され、5月9日に皓星社様から発売されます。

通常、漫画の単行本が商業出版される流れとしては、出版社の賞に入賞し読切、連載を経て出版の流れか、今だとTwitter等で万単位でバズってフォロワー数も数万人以上いて出版社から声がかかって出版の流れかのどちらかかと思います。

でも私はどちらもあてはまっていません。
Twitterのフォロワー数も1300人くらいです(しかも漫画好き垢でもあるので必ずしもフォロワー数=ファン数ではない)

よく聞く噂話では、出版社によってはフォロワー数が◯万人以上いる事が出版の条件だったりするそうです。そんなシビアな昨今の中、本を出させていただける事は稀なケースかと思います。

古本あるあるというこの漫画のテーマの希少性だったり、3年前に夏葉社様のブックオフ大学ぶらぶら学部という書籍に本作も参加させていただいた事が大きな力になったり運や縁の要素もありますが、作品自体の力を信じてもらえている事がとてもありがたいことだと思っています。

ですがもちろん売れるかどうかの不安はあります。ありがたい事に応援いただけてる方はいますがそれでもこのフォロワー数の作家ですから。だからこれは大きな挑戦です。大石トロンボという作家を信じていただいた皓星社様のためにも、出した分は売り切り、重版を目指して出来る限り宣伝活動を頑張っていきたいと思います。

不安はありますが、作品に対しての自信はあります。自分で言うのもあれですが、読んでいただけさえすれば面白いと思ってもらえる本になるよう隅々まで作り上げたつもりです。

5月9日発売、どうかよろしくお願いいたします!

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