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【転職日記】48歳からのチャレンジ Part1

はじめに

迷いに迷ったあげく、僕は48歳にして転職をした。

この3月から人生2度目の転職。新しい職場で働き始めている。
転職先で感じるモヤモヤしたことを吐き出したい、自分と同じような思いでいる人と気持ちを分かち合いたい、という思いで思わずnoteを書き始めた。

が、そのモヤモヤを吐き出す前に少し自分の経歴をまとめてみることにする。そうしないとこのモヤモヤの根本的な理由が伝わらないと思ったからだ。

幼少期〜高校

小学生の頃から父親の仕事の都合により、転校を繰り返す学生時代を過ごしてきた。そのためか、周りに早く馴染むため過剰に場の空気を読むような性格になったのかも知れない。

ちなみに小学校、中学校、高校の頃の友達とは誰とも連絡を取っていない。
友達ができなかったとか、仲の良い友だちに恵まれなかったという訳ではない。物理的な距離が遠くなってしまうとお互い連絡が少しずつなくなり、いつの間にか忘れてしまうのだ。

自分は新しい土地で必死になって人間関係をゼロから構築しているので、それまでの友達まで気が回らなかったのかも知れない。今と違ってあの頃は携帯電話などもなく、気楽に連絡する手段がなかったからなのかも知れない。
いずれにせよ、少しだけ後悔している。

浪人〜大学

大学時代はなぜか体育会系の硬式庭球部に所属し、厳しい先輩の下で練習を頑張っていたので、同学年同士の結束が強く48歳の今になっても変わらず付き合いはある。
同学年と言っても年齢は若干違うのだが。

僕は高校を卒業して3年間も浪人していたので大学に入るのは普通の人より3年遅れている。
この事実は今でも自分の中で大きなコンプレックスとなっている。
あまりにも自分の中での挫折感が大きく、とても恥ずかしいことだと思っているため、誰にも打ち明けたことがない。
そう、大学の仲間に対してもだ。

人によっては年なんて関係ない、と言う人はいるが自分の中では大きな「恥」という捉え方をしているため、年齢には過剰に反応してしまう。

社会人

大学を4年で卒業し、1社目の会社に就職したときも年齢を過剰に気にしていた。さすがに社会人になってからは年齢をごまかしたくなかったので同期社員より3歳年上だということは最初から伝えていた。
意外に誰も年上の理由を聞いてくる人はいなかったけど。

1社目の会社は2年ほどで退職し、当時はまだ小さかったITベンチャー企業に転職した。Web開発をやりたい!という思いだけで転職したので入社した当時は本当に大変だった。
まず、自分のスキルが足りない、能力が足りない、スピードが足りない。
いろいろと打ちのめされながらなんとか3年ほど頑張っていたら、少しずつ光が見えてきた。
そこからあっという間に16年ほど経ち、いつの間にか会社も大きくなり社内での立ち位置も高くなっていた。
その間に結婚し、子供も生まれ、周りから見れば順風満帆なキャリアに見えたかも知れないが、少しずつ自分の中で物足りなさを覚えるようになってきた。

ちょうど副業も解禁され、さまざまなWeb開発を副業で請け負うことが増えてきたので、新しいチャレンジをしようと思い自分の会社を立ち上げて独立を決意。
自身の会社を経営しつつ、小さい他社のCTOを務めたりしながら4年ほど順調に仕事をしてきた。

ところが、なぜかまた自分の中に物足りなさがふつふつと湧いてきたのだ。


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