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日本橋三越パイプオルガンコンサート出演のお知らせ(2/17,24)

日本橋にある三越にはフロア中央が大きな吹き抜けになっていて、そこにパイプオルガンがあり、週末の金土日にはその音色を楽しむことができます。

この巨大なオブジェの裏、バルコニーにオルガンがあります。その左右のカーテンの中には無数のパイプが収納されています。

2022年の1月にこちらで演奏をさせていただきまして、ありがたいことにまた参加させていただけることになりました!

2024年2月17日(土)、2月24日(土)
12:00,15:00,17:00の3回(各15分程度)
日本橋三越中央ホール

演奏:高橋美香子(Org)、荻原明(Trp)
曲目:スタジオジブリ作品より

2年前に演奏させていただいた時と選曲はほぼ同じです。

2年前の写真

日本橋三越のパイプオルガンコンサートは選曲が面白い

パイプオルガンと言うとJ.S.バッハの作品や宗教音楽など、少し難しそうなイメージがあるかもしれませんが、日本橋三越のパイプオルガンコンサートは、ポップスやアニメ、ゲーム音楽や童謡など、誰もが知っているメロディ、耳馴染みな作品、時にはマニアックな選曲で多くの来店された方の耳を楽しませてくれます。

シアターオルガンという楽器

そもそも日本橋三越にあるパイプオルガンは、「シアターオルガン」と呼ばれる楽器です。サントリーホールの背面にドドーンと鎮座しているあの楽器の起源は、ヨーロッパの教会で演奏されていた楽器なのに対し、シアターオルガンは昔の無声映画にこのオルガンで音楽を付けるために作られた楽器です。
ですので、鍵盤の操作でいくつもの打楽器を鳴らすこともできて、「アナログのシンセサイザー」と言えるかもしれません(鍵盤打楽器や太鼓が内蔵されています)。

昭和5年に日本橋三越に設置され、その時からずっと演奏され続けている大変歴史ある楽器です。昨年、半年かけて内部の電子回路を総取替えして、パイプのチューニングも調整するなど大規模な修復作業が行われました。

復活したオルガンの音は、僕はまだ聴いていないのでどんな音がするのか楽しみです。反応の良さとピッチに期待。

ということで、お時間ありましたら日本橋三越にお買い物ついでに演奏をお聴きいただければ幸いです。

日本橋三越オルガンコンサートカレンダー(オフィシャルサイト)


荻原明(おぎわらあきら)


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