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【日本史7】鎌倉史備忘録2

鎌倉時代の学習を深めていきます。

本日の学習は、

①武士とは武芸をおさめ、軍事に携わった者である。
平安時代の中期ごろから誕生したと云われている。

②今までは律令制度の緩みによって地方の国司たちが権力を強めたことで中央制御が不能となり各地の治安が悪くなり自衛のために武装する者が出てきた。

それが武士の起源とする在地領主論が定説であった。

③職能武士論という説もある。王朝貴族の住処の都から生まれそれを生業としていたという事だ。坂上田村麻呂に代表される律令体制下の武官、都の警備をしていた滝口の武士たちが初期の武士だとも云われている。

④平安時代の貴族にはヒエラルキーがあり下級貴族は上級貴族と違い武士のような仕事に就かざるをえなかった。

⑤古代ギリシャや10世紀ごろのヨーロッパでは貴族が戦闘に参加するのはよくある話だった。日本の場合は軍事貴族から源氏や平氏などの武家が登場してそこから鎌倉幕府という武家政権が誕生した事などを学びました。

■参考文献 『1冊でわかる鎌倉時代』 大石学 河出書房新社


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