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子ども道。

隣の栄えた駅の八百屋さん。

前を通る度にいつも大特価で、買い物をしたいといつも思っていました。

ですが、持ち帰りが重いので二の足を踏みまくり。

散歩がてら、覗いてみようと出掛けました。
(安定の仕事中)

いつも同じ道を通るので、きょうは通っていた小学校への通学路をなぞってみることに。

たまに用事があって通るのですが、その時は急いでいるのでザザザーっと素早く通過するため周りなんか見ていません。

心に余裕のある本日(仕事中だろう!!とか聞こえない)は、てくてくと歩きます。


親から聞いていましたが、同級生のお宅が更地&全面が駐車場になっていました。

子ども頃にたまに遊びに行っていたNのお宅は二階建てで、1台停められる駐車場とちょっとしたお庭のある広いお家でした。

うすーい記憶で6部屋くらいあったような覚えがあります、5人家族。

ですが、更地となって見ると思ったよりも広々と感じませんでした。

大人になると、体としてはちょっと身長が高くなったくらい(体重は、そっとしておきましょう)のはずですが、感覚も変わってくるんですね。


そうかそうかと思いつつ、幼馴染のRのお宅を通過。

Rは結婚して自転車で通える距離へ引っ越していて、たまにお昼ご飯に誘ってくれる、40年超えのお付き合い。

子どもの頃は入り浸り過ぎて「R家の子ども状態」となっていました。

今も時々、Rのご実家へ自分の実家の横流し品をさらに横流ししたりするお付き合いが続いています(笑)

そのR宅前のお宅が建て直されていて、超ボロい(失礼)アパートから洒落た戸建てに変わっていました。

そうかそうかと思いながら、小学校へ向かいます。


春休みなのか子どもの姿は殆ど見えず。

校舎もですが校庭もやはり狭く見えます。

自分が通っていた頃には無かったベンチがあり、超汚かった沼のような小さな池が小綺麗に。

そして気付きませんでしたが、敷地の外周に桜がグルっと植えられていたようで、満開の花がとても綺麗でした。

風情なんか感じないアホっ子でしたが、大人になると何だかしみじみします。

今年の新一年生は桜の咲いた状態で入学式が出来ると良いなぁと思います。


同級生のOとGさんが住んでいた社宅とお墓に挟まれた道を、てくてく歩きます。

子どもの頃は全く見えなかったように思いますが、ばっちり墓場の全容が見えました。

こんなに壁が低かったかなぁっと不思議に思います。

更にどんどん進んで、KさんのマンションとSさんのアパートに挟まれた道を通過。


そして数年前に一大ニュースとなった凄惨な事件現場に到達。

問題の建屋のひとつは綺麗な建物へ、もうひとつは更地のままっぽく。

当時からお住まいのご近所さんは、今でも思うところがあるでしょう。

当時はあんなに大騒ぎでしたが、今はすっかり静かになっていて、時間ってただ過ぎるだけじゃなくて、出来事も表面上はさらって消してくれるのねぇっと。

またもしみじみしながらさらに進み、小学生ながら賢い上にクールビューティだったSさん宅を通過。

いまもビューティでいらっしゃるかしら・・と思いを馳せながら、くだんの八百屋さんに到着。


キャベツ1玉が昨日スーパーで見たよりもいきなり100円安い!!!

ここで俄然テンションが上がります。

スーパーでは1個のお値段が2個のお値段なきくらげ♪

500グラムペットボトルサイズのにんじんが1本、100円以下。

もろもろ5点購入して、快感の604円♪

「こ~のま~ま~、な~んじかんで~も~♪」滞在している訳には行かないくらい混み始めたので、ササっと帰路につきました。

せっかくなので貼っておきましょう。


キャベツ1玉と500グラムペットボトルサイズのにんじんの重さは、ひと駅分の歩みを筋トレに変えました。

記事を書いている今、肩と首にダルさが沸々と。

子どもの頃に歩いていた道を辿ったのですが、あの頃の自分だったらキャベツ1玉を持ってひと駅歩かされるなんて、号泣ものだったでしょう。

いやぁ、大人になりましたわぁ♪ (40代の主張)


(ノスタルジーと思いきや中年の主張。 by 心の奥さん)



先日の記事に載せた写真の鳥はちる先生により「ムクドリ」と判明。

ご教授有難う御座いました♪

トップ画は散歩中に仲睦まじくおしゃべりしているムクドリの二羽。

こちらの方が鮮明に撮れました。

子どもの頃はこんな感じで道路でおしゃべりしていました(笑)


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