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なるほどこれはハマりますな! ~ 観戦 プロレスリングWAVE 「PHASE2 Reboot 5th『NAMI☆1~Apr.~’24』 」~

数年前にYoutubeを見ていたら、ブル中野さんのチャンネルがオススメに入って来ました。

全日本女子プロレスのレジェンドレスラーのおひとり。

自分が中学生の頃にクラッシュギャルズが大人気で、テレビでよく中継がありました。

祖母は格闘技が好きだったので、よく男子プロレスやボクシングを一緒にテレビ観戦していました。

自分は男子選手が血まみれになることは何とも思わないのですが、女子選手が血まみれだと何だかソワソワして落ち着かない気持ちになります。

ダンプ松本さん率いる極悪同盟(悪役)は、ベビーフェイス(正義)のクラッシュギャルズと敵対していたので、竹刀やチェーン、中野さんのヌンチャク、場内のパイプ椅子や長机でクラッシュのお二人をよく血祭りに上げていました。

流血の無い試合は普通に見ていられたのですが、流血試合だと「あわわわ」っと手で顔を隠しながら指の間からチラチラと見ていたものです(笑)

そんなブル中野さんのチャンネルを何となく見ていたら、今も活躍されているジャガー横田さんを筆頭に、当時の大人気レスラーの方々と対談していらして、「実はあの時こうだった」といった思い出話や暴露話が楽しくて、次々と見続けました。

ここをきっかけに、他の女子プロレスラーの方や各団体のYoutubeチャンネルを見たり、プロレスよもやま話の動画、当時や現在の試合を手当たり次第に視聴し始めました。

生の格闘技の観戦は、学生の頃の同級生がキックボクシングをしていたので、その出場試合を見に出掛けたことと、大相撲の観戦のみ。

キックはあまり記憶に無いのですが、大相撲はリアル力士の体の大きさに驚き、土俵でぶつかり合う音の迫力にこれまた驚いたものです。


プロレスの動画を見ている内に、いつか生で試合観戦をしてみたいと思い始めました。

まず見て見たいと思っていた団体は、仙台女子プロレスさんと今回のwaveさん、そして自主興行をしている救世忍者乱丸さんの乱丸フェスタでした。

取れている舞台のチケットと抽選合戦に参戦中の舞台の日付をチェックしていた時、waveさんのチャンネルを見ていて、4月3日新宿フェイスで興業があります!と仰っていたことを思い出して、チケットサイトで検索したところ絶賛発売中だったので、勢いでポチリ。

そして、ドキドキしながら初観戦に出掛けました。


久しぶりの歌舞伎町は雨だったので、そんなに賑わっておらず、スススっと会場に辿り着けました。

会場はロビーまでの解放でしたが選手が物販を行っていて、動画で見ているwaveの狐伯選手、田中きずな選手、炎華選手、そして旧姓広田さくら選手もチラっと見えて「うひょー、ご本人!!」っとテンションが上がりました☆

さらに別の場所ではマーベラスのMaria選手も物販を行っており、「おお、そこらじゅうに選手が!!」と心躍ります。

ドキドキしている割に当日のカード(試合の組合せ)を全然下調べしていなかったので、waveの選手の試合が見られたらそれで良いわぁと軽く思っていました。

いざ試合会場が解放となると、自分の席はリングサイドの二列目。

そしてテレビで見ていた印象よりもリングが狭く、それでいて客席とリングが物凄く近くて驚きました。

リングアナウンサーの方が前説をし、wave社長の桜花由美選手も登場。


リングサイドに宮崎有妃選手や炎華選手がいらしたり、GAMI会長がウロウロしていたりでwave所属の選手は全員確認出来ました♪

他にも他団体やフリーの選手もたくさんいらした上に(なんと出場選手17名!!)、全7試合もあると分かり、期待はますます高まります。


一本目の試合はタッグの3WAY戦。

青木いつ希選手&関口翔選手 vs 梅咲遥選手&杏ちゃむ選手 vs ZONES選手&ChiChi選手。

梅咲選手が見られたら良いなぁと思っていたので、嬉しいカードでした。

初めての生プロレスは実に大迫力でした。

体のぶつかる音や、技をかけたりかけられたりで、ぶつかった選手の体がどんどん赤らんでいく辺り、うへぇ、痛そう!!っと。

青木選手のムードメーカー具合が素敵でした!


二本目はシングル。

世羅りさ選手 vs 櫻井裕子選手。

これまた世羅選手も見て見たかったので、ニヤニヤが止まりませんでした。


三本目はWWWD世界エリザベス選手権試合。

王者のLeon選手 vs 挑戦者の米山香織選手 vs 挑戦者 チェリー選手

米山選手まで見られるなんて!!っとテンションが上がって行きます。


四本目はシングル。

桃野美桜選手vs 炎華選手。

Maria選手はセコンドにいらしていたようです。

炎華選手は二年目に入りますが、動画で見た試合よりも動きが良く、しかし二枚も三枚も上な桃野選手。

しっかり技を受けた上で、見せ場も作る優しさ?もあり、余裕だなぁと思いました。

カメラの焦点が手前の男性に・・


五本目もシングル。

AKINO選手 vs 田中きずな選手。

先週アルシオンの試合を動画で見まくっていて、AKINO選手は上手いなぁと思っていたので嬉しい出場選手でした。

炎華選手と同じく二年目のきずな選手は、お母さんがAKINO選手が若手だった時に一緒に試合をしていた府川由美さん。

AKINO選手はある意味胸を貸すような雰囲気もあり、圧倒的な強さを見せていました。

きずな選手をこてんぱんにしたAKINO選手でしたが、きずな選手へエールを送るようなマイクは格好良かったです。


六本目もシングル。

旧姓・広田さくら選手 vs  黒潮TOKYOジャパン選手。

黒潮選手は男子選手。

ホール内を練り歩きまくりの黒潮選手の入場を待ちながら、子どもの洗濯物をリングで干したり畳んだりする広田選手。

コミカル戦にふさわしいスタートから、広田選手のロープ上の綱渡り、コーナーポスト上での倒立がお約束に展開され、ボ・ラギノールを垂直に食らった黒潮選手の黒ひげ危機一髪と見まがう飛び上がりは素晴らしかったです!

試合後の広田選手のまさかのマイクにはつい「えええ」っと声が出てしまいました。

これから色々と頑張って頂きたいです!!

なかなかリングインしない黒潮選手を待つ広田選手。
ガチの洗濯物を干していました。
名物の綱渡り。
素晴らしい倒立中の開脚を激写。


ラストの七本目は、Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合。

王者 宮崎有妃選手 vs 挑戦者 狐伯選手

真剣な試合展開で、宮崎さんのコミカルは一切封印されていました。

宮崎選手がコーナーから飛んだり、狐伯選手をマットに叩きつけたりするときの音と震動の重さったら!

ラストに相応しい熱い戦いを見せて貰えました♪


プロレスは八百長と良く言われますが、生観戦して分かりましたが、こんなに身体を張ったスポーツは無いと思います。

「技を掛けて、それを受け止める」

この辺りをやらせと感じやすいかもしれませんが、あんなにバッチバチに身体がぶつかり合って、トップロープ(推定:1.2メートルくらいの高さ)プラス選手の身長分くらいの高さから投げ落とされたり、飛び降りて来る選手が身体に落ちて来たりは異常な世界観。

紙一重で大怪我、またはそれ以上の出来事が起こってもおかしくありません、まさに命懸け。

日々の鍛錬のたまものだと思いました。

たまたまこの会場だからかもしれませんが、先に書きましたが、リングと観覧席の近さ!

これは大相撲の時も感じましたが、けっこうな震動と衝撃音がダイレクトに伝わって来ます。

自分の席には幸い場外乱闘は来ませんでしたが、来たら前歯を死守するためにガチで遠くへ猛ダッシュしたと思います。


今回はリングから近い席だったということもありますが、少し離れた席でも充分迫力があると思います。

今度は仙女さんで橋本選手を、そしてVENY選手出場の試合を観て見たいと思いました!!


そして、ちょっとだけ思ったこと。

試合が盛り上がるにつれて、声援というか悪い方へ饒舌になっていくお客さんがいらっしゃいました。

興奮してのことと分かっちゃいるのですが、これはちょっとなぁ。。と思いました。

大きい声で言っているつもりでは無さそうですが、ブツブツと小言を言い続ける感じは聞こえてしまうため残念でした。

分かるんですけどねぇ、分かるけど。。。(苦笑)


これ以外は、本当に楽しい時間を過ごせましたし、またぜひ会場に足を運びたいと思いました。

コアなファンが多いと聞いていましたが、なるほど納得致しました♪

歌舞伎町にあるwaveさんの飲み屋さんにも行って見たかったのですが、それはもっと勇気を出せた時のお楽しみにしたいと思います(笑)


そして、この日の試合はアーカイブ配信チケットが販売されています。

全試合楽しかったので、ご興味ありましたら、ポチっといかがでしょう??


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