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【今日からしつけをやめてみた】

【作品名】今日からしつけをやめてみた
【著者名】柴田愛子
【出版社】主婦の友社

【キーワード】
・しつけ 人間社会のマナーを教えるため、子どもに生活スキルを身につけさせるため
→その子自身の機が熟してできるようになるもの
・2.3歳の子が「人に迷惑をかけてはいけない」と思って行動できてるわけではない
・4.5歳で他人の目を意識しはじめる
・大人を満足させるための「ごめんなさい」
・しつけで子どもを変えようと思うから、親も子もストレスがたまる

・思いやりは、教えられても育ちません。思いやりの芽が育まれるのは4歳ごろから
物を貸さないのは動物的本能
・大人はよく我慢しなさいと言うが、無理やり押さえつけると火に油を注ぐことになる

・言語能力とは無関係に暴力で出てくる子
とても繊細で、警戒心が強くて、さびしがりや

・子どもが親に求める愛情の量は人それぞれ。
・子どもは、あなたの家来ではありません
命令口調をやめよう

【感想】
叱り終わって冷静になった時、今誰のために叱ったのか分からなくなる時があります。
公共の場で、大騒ぎしてる時、「静かにしょうね」「迷惑になるよ」と注意してると、自分自身が周りの目を気にして注意してるのではないか?と我に返る時があります。
夫になんで親は叱るんだろう?と尋ねた時、「子どもは親の分身だと思うからじゃない?自己評価や子どもへの期待のために叱るのは辞めよう」と返ってきて、号泣したことも。。

この本を読むと、共感する場面が多く、心が苦しくなるけれども、なんであの時叱ったのだろうか?、叱る必要はあったのか?と無駄なしつけを沢山してきたと認識できました。
こんなにしつけに悩むなら、私もしつけやめよう!と気が楽になる一冊です。

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