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現代人には「自問自答」が足りてないんじゃないかな?

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

先日、僕の大好きな元BiSHモモコグミカンパニーさんがしばらくの間春休みを取るというニュースが入ってきました。

周りの景色は目まぐるしく変わっていきますが、ここで立ち止まって考えつつ、またなにか提供できるものを自分の力で生み出したいと思いました。

モモコグミカンパニー Xより

六人組ガールズグループBiSHの一員として8年、そして昨年6月のBiSH解散後は執筆業やタレント業で活躍してきたモモコさん。
未来を見据えての前向きな「一休み」といったところでしょうか。

このニュースを見て、つい先日友人と話していたことを思い出しました。
それは、
「現代人は自問自答が足りていないのではないか?」ということ。

じっとしていても、ニュースから身近な人たちの動向まであらゆる情報が浴びるように入ってくる中で、情報過多に陥ってしまい自分自身と向き合う時間が気づかぬうちに削られているのではないか?というお話。

例えば…
留学に行きたいと思ったときに、留学に関する情報を集めている間になぜか留学に行った気になってしまったり、「こんな私が留学していいのか…」と不安になったり。
もちろん、情報を集めることは何事においても大切です。
(あの「今でしょ!」でおなじみの林先生も、勝負に負ける人の共通点として情報不足を真っ先に挙げています)

しかし、最終的に最も大切なのは
「自分は本当に留学に行きたいのか?」
「留学して何をしたいのか?どんな姿になりたいのか?」
という自分自身の心と対話することではないかと思います。

他人の留学経験談はあくまで他人のこと。ただ、あまりの情報の多さにともすれば飲み込まれてしまいそうになるのが現代なんだろうと思います。

昨年から、芸能人やスポーツ選手、政治家などのエッセイ本や人生記を沢山読んできました。
やはり、共通して綴られているのは
「自分を見失わないこと」「自分の人生だから自分で判断するという姿勢」でした。

近年、サウナや瞑想といったものがブームになっていますが、これも自分の頭の中を空っぽにしたうえで、自分自身と向き合う時間を作りたいという潜在的意識が多くの方にあるからではないかと思います。

僕も銭湯の湯船に浸かってぼーっとしているときに、noteのネタが浮かぶことが結構あります。
モモコさんと自分を比べるのはとってもおこがましいですが、モモコさんも表現者としてずっと駆け抜けてきた中で、ゆっくりと自分と対話する時間を持ちたいという想いがあるのかなぁなんて思いながら、このニュースを見ていました。

モモコさんの充電期間を一ファンとして静かに見守りたいと思います。


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