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【中日ドラゴンズ】駒は揃ってきた!後は駒の使い方次第...

プロ野球開幕から早くも1週間!
今日から各チーム3カード目。先発ローテーションが一巡し、今日は各チームの開幕投手がマウンドに上がります。

我が中日ドラゴンズは開幕カードのヤクルト戦(神宮)こそ、2敗1分けと苦しいスタートになりましたが、本拠地開幕カードの巨人戦で見事勝ち越し!

少しずつ今年の戦い方が見えてきました。


安定した投手陣

長年「投手王国」と呼ばれてきた投手陣は相変わらず健在。
開幕3戦目のメヒア投手こそ5回4失点と少し崩れてしまったもの、その他の先発投手はしっかりとゲームメイクしてくれました。

先発陣以上に安定感が光るのが中継ぎ陣。
ロースコアの試合が多くなる中、安定感あるピッチングで相手を寄せ付けませんでした。
神宮で悔しい思いをした松山晋也選手もしっかり名古屋でリベンジ。
今年も竜の中継ぎ陣は12球団No.1といえるでしょう!

「点を取れる予感」がする打線

今年のドラゴンズの目玉はやはり中田翔選手!
オープン戦は成績が上がらず、後半は体調不良の欠場があったものの開幕にしっかり仕上げてきました。神宮3試合で2ホーマー。
中田選手が4番に座ることで、前後を打つ高橋周平選手・細川誠也選手へのマークが和らぐことも期待されます。

田中幹也選手・村松開人選手も小技やつなぐバッティングで存在感を発揮しています。
去年は25回も完封負けを喫してしまったドラゴンズですが、今年は「点を取れる予感」がする打線になりました。

今後の課題は…

・先発投手は意外とカツカツ
梅津晃大投手・大野雄大投手・涌井秀章投手など、休みを挟みながらの起用となりそうなローテーション投手が多い中、仲地礼亜選手・根尾昂選手といったローテーション争い当落線上の選手が二軍であまり良い成績が出ていません。

ローテーション投手に何かあった際の運用には注目です。

・中継ぎ陣の登板数
開幕からゲーム終盤まで競り合うことが多く、中継ぎ陣の登板がかさんでいます。オープン戦から絶好調の中継ぎ陣ですが夏以降の勝負所でしっかり星を取れるようなコンディション管理ができるか注目です。

駒は揃ってきた!後は駒の使い方次第

ここ数年の大胆な戦力入れ替えから、少しずつ戦力は整ってきました。
しかし、代打や代走、継投といった試合途中からの選手の使い方には疑問が残る点も多々。
ルーキーの土生翔太選手はビハインドで試合終盤を迎えたゲームがあったにも関わらずここまで登板はなし。
代走や守備固めとして期待されている尾田剛樹選手・後藤駿太選手・山本泰寛選手の代打起用も多く、控え選手の役割分担があまりできていないのではという印象を受けます。

特に、立浪監督肝いりで開幕スタメンに指名したロドリゲス選手は開幕戦でまさかのエラー。
2カード目の巨人戦では途中出場すらなく、今日の広島戦でスタメンという少しいびつな起用になっています。
打撃でも守備でも途中から使える安心感はまだないとベンチも考えているのでしょうか。

現状、同じ外国人のカリステ選手の方が打撃・守備共に上回っていると思いますし、龍空選手や福永裕基選手が二軍でも結果を残す中で、ロドリゲス選手を今の起用法で一軍に帯同させ続けることがベストな選択肢なんでしょうか?
まだ若い選手ですし、数年後を見据えて二軍で大きく育てることを考えても良いと思います。

代打や代走といった細かな選手起用が試合の明暗を分けることも多々あります。間違いなく戦える集団になったドラゴンズ。
だからこそ、その選手起用には一層注目が集まります。

長いペナントレースはまだ始まったばかり。
歓喜の秋が訪れることを願って。燃えよドラゴンズ!


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