迷った時は、やれるように理由をつけてあげたらいい
わたしが物語を書くのは生まれたキャラクターたちの生きる証のため、ただそれだけ。みんなの人生の一部を書き出して残しておく、ただそれだけ。
何かをすることに理由なんてなくたっていい
でも、わたしは理由がないと動けなくなることが多い
だからその時は理由をつける
こんなふうにして。
小説を書きたいと思った
生まれたキャラクターたちに生きてほしいと思った
でも、何を書きたいのか、なんで書くのか、わかんなくなった
何か書きたいエピソードがあるとも思う
表現したい気持ちがあるとも思う
うまく書きたいとか、そういうことを思ったりもする
でも、そうじゃない。みんなはわたしの中に生きている
だからちゃんと、生きた証を残しておきたいって思ってる
だからお話を書く
もちろん、わたしのためにも
わたしの気持ちや考えがたくさん乗っていると思うから
わたしは自分の中の整理のためにも書いたり、生み出したりしているんだろう
わたしはそう思うとエンターテイナーではないんだろう
誰かを楽しませるために創作をしたい、と思わなくもないけど、
わたしにとって創作は、表現のうちで、
わたしにとって表現は、わたしのことだけを考えたものだから
まあ、それが誰かのためになったらいいな、って思ってるわがままさんではあるけれどね
とにかく、やりたいのに迷った時は、やれるように理由をつけてあげたらいいさ
それで一歩が踏み出せるなら、いい方法じゃないか
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