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ハートに風穴

ふと、身体の動きと心の動き、
何か関連性はあるかなって思った。

頭だけで考えているより、実際身体を用いて解ることもある。

それなりに心理学を学んできたが、よく考えたらメンタルヘルスという言葉自体あっちのものであり、大概のセラピーは日本以外で生まれたものである。能と禅の関わり、茶も香も、何某か共通点はあるわけで、そこらへんの細かい内容はそこらへん得意な方々にお任せして、何故に、自分は、それこそ心(ハート)に通気口(風穴)があるとするならば、どうしてこうしてこうもスーッと能楽が沁みてきているのか、ま、そこらへんを探求してるんだろうが、いつかそこらへんを言語化できるといいなと思う。

内観・あるがまま(例 マインドフルネス)・動作を主としたものが日本のセラピー?と言ったりするが、ハイパー端折って書きますが、能楽そのものにかな~り重なるやんって、よく思う、ま、だからそこらへんをもっと知りたく、体現もしてみたいと、今ここにいる。

そんなこんな考えていたら、奇遇です。
良い本に出会えました。

TEDにも出演されてて拝見しましたし、たまたま自身、町田康さんが好きでネット番組で町田さんの「口訳 古事記」についてセッションされてるのも観て、とても親しみやすく感じ、さらっと本を手にし・・・熟読に値しました。

脱線しますが、この「口訳 古事記」も自分好きですね~。
古事記とか難しくてって思う人ほど、きっかけとして、こういう入口もあるというのを知ってほしい。また、町田康さんが書くと文章から「ロックな音」が聴こえてくる感じがあって楽しいんだな。

何かの本に書いてありましたが、演能を5回観て何も思うところがなければ諦めよう、能楽は勉強しない方がいい(奥が深すぎるから)というような文面を思い出しました。かの白洲正子さんでさえ、能を説明することは困難、むしろ解説しようとすること自体が適切では無いなんて仰られたそうで、自分は興味や関心の枝葉の部分から触れてみたり、または全体から何だか感じてみたり、普段よく変幻な部分があるとは言われたものですが、んなんすぐにはわかんね~しと始めから理解してる分、少しずつじわじわと解していくことの、あ~なんと心地よいものか。

白洲正子さんでいえば、あの文調が自分は好きで、好きなことを何でもいいから一つ井戸を掘るつもりで、とことんやるといいよ、そしたら地下水脈に辿り着き、色んなものが見えてくるしというような名言がありました、これ好きです。それよりも、白洲正子さんは作家だという認識で今まで思っていたら能楽に精通していたんですね、あぁこの気付きも大きい。

そんな自分が立て続けに謡と仕舞の体験講座に行ってきました。

ふと、身体の動きと心の動き、
何か関連性はあるかなって思った。

頭だけで考えているより、実際身体を用いて解ることもある。

いゃ~~~勉強になりました。

ここはまた後日noteしましょう。

見出画像はChatGPTにより生成されたものです。
能楽の解釈には多様性がありますので、1つの見方として参考になれば幸いです。


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