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政治講座ⅴ415「第二の文化大革命の兆し、歪んだ愛国主義。毛沢東時代の祖先返りか。日本への洗脳工作の開始!」

共同富裕を主張し、一帯一路で覇権を振りかざし、毛沢東時代に文化大革命で知識人や文化人をことごとく粛清した。それが、また、祖先返りの兆候が垣間見えるのである。その記事について取り上げる。

          皇紀2682年10月8日
          さいたま市桜区
          政治研究者 田村 司

はじめに

前回のブログも参照してください;
政治講座ⅴ414「習近平氏の3期目は愛国主義:反日活動に本腰。共同富裕で金持ちは支那から逃げ出す。」|tsukasa_tamura|note

政治講座ⅴ412「支那(多分香港)から日本に逃げ出す富裕層」|tsukasa_tamura|note

“日本ブーム”から“反日”へ…なぜ中国でいま「歪んだ愛国主義」が広がるのか SNSの声に揺れ動く実態

8/23(火) 22:17配信 日テレNEWS

いま中国では「日本風」の浴衣や夏祭りが「国民感情を傷つける」として排除され、SNSで飛び交う「反日」の声を前に反対意見はかき消されている。かつての「反日運動」と違う不気味な「歪んだ愛国主義」を中国政府はコントロールできるのか

中国で日本風の“夏祭り”中止に「和服を着るな」。歪んだ愛国主義が盛り上がる?

宮崎紀秀ジャーナリスト 8/4(木) 19:35

 中国の南京で日本風の“夏祭り”と題されたアニメ・漫画イベントが予定されていたが、「歴史を忘れるな」などとネット民らの糾弾を受け中止に追いやられた。その後も、中国各地で“夏祭り”が相次いで中止される事態となった。中国で、歪んだナショナリズムがにわかに高まっているようにも見え、不気味だ。

中国では日本の風物詩も歴史問題?

 中国メディアによれば、南京市で7月17日に“夏祭り”と称するイベントが予定されていた。メインは、アニメと漫画のイベントだが、イベントの案内によれば、日本の盆踊り会場を模したやぐらや日本風の鳥居を設置し、たこ焼きやおでんなどの販売も予定しており、日本の縁日さながらの雰囲気を醸そうとしたらしい。

 だが、このイベントが「国恥を忘れるな」「歴史を忘れるな」などのネット民らの大反対を受け、中止に追い込まれたという。

 南京は、日中戦争中の1937年に旧日本軍が市民らを殺害したとされる“南京事件”の舞台でもある。南京事件については、事件そのものや被害者数などを巡って諸説あるが、中国では、旧日本軍の侵略戦争中の蛮行として語られる。

 その都市ゆえに、日本風の夏祭りの開催はご法度というわけだ。南京では夏祭りの中止に続き、個人的な心情の理由から、旧日本軍の位牌を供養したとされる中国人女性が糾弾され、警察に身柄拘束される事件も起きた。7月、8月は先の戦争を想起させる機会が多い「敏感な時期」ゆえに、日本を糾弾する声も上げやすい。

日本風の夏祭りが民族感情を傷つける?

 話は、“特殊な土地”である南京だけでは終わらなかった。中国各地で予定されていた同様の“夏祭り”が相次いで糾弾と通報の対象になり、中止に追い込まれてしまった。

 一例を挙げれば、四川省攀枝花市。同市の文化・観光などを管轄する当局(以下文旅局)は、ネット民からの通報を受け、ホテルを会場にして予定されていたアニメ・漫画イベントでやはり“夏祭り”という言い方をしていたことが分かったという。その結果、ホテルは会場提供の契約を反故にし、主催者側もイベントを取り消したなどと発表している。同市文旅局は、今後、文化活動の管理や監督などを一層強化するなどとした上で、次のように宣言する有様だ。

民族感情を傷つけるいかなる違法な文化活動も徹底的に取り締まる

 実際にイベントを取り消したケース以外にも、通報を受けて地元当局が調べてみたものの、「該当するようなイベントは申請されていなかった」などという発表も複数ある。もはや魔女狩りの様相を呈している。


中国では着物を着るのもダメなのか?

 その一方で、参加者に「和服を着ないように」などと要求した上で、予定通り開催が可能となる見通しのアニメ・漫画イベントもある。

 それは寧夏回族自治区の銀川市で8月初旬に予定されているもの。このイベントの名称は、「“一帯一路”(寧夏)アニメ漫画祭」と、習近平政権が提唱する巨大経済圏構想の名を冠している。先に触れたように、主催者側は実施に向け「入場時の着装についての通知」を出した。

 「通知」の中で、主催者側は「中国の漫画と伝統文化の発揚に注力してきた」と主張。更に「公序良俗に影響を与え、中華民族の感情を傷つける内容を禁じる」とした上で、「和服およびそれから派生した服飾(例えば羽織)」などを着ないように求めた。また、「いかなる国の国章や国旗の着用や携帯」も禁じた。

 中国でもこうしたイベントにはコスプレーヤーは付き物だ。でも、着物姿のキャラクターを装うのは許されない

見え隠れする歪んだ愛国主義?

 中国でも、若者の間では日本のアニメや漫画は人気だし、それらを通じて知った日本の文化をこよなく愛する人も多い。彼らに、いわゆる“反日感情”はほとんどなく、“夏祭り”は確かにイベントの売りにはなったはずだが、その日本を前面に押し出したやり方が、「敏感な時期」と相まって地雷を踏んだようだ。ただの「アニメ・漫画展」だったら、これほどまでの騒ぎにはならなかっただろう。

 中国では“愛国”と称して日本に関わるモノを大声で否定するような出来事はこれまでも起きてきた。だが、ほとんどの場合は、“愛国”や“反日”を傍若無人に振りかざす人を非難する理性的な声も、同時に上がる

 ところが、最近はどうも様子が違う。日本の“夏祭り”を中止するのが「やり過ぎ」というメディアの論調やネット民の声はかき消されているように見える。国が強大になるに伴い、台湾問題などでも関係国を臆面もなく恫喝さえするようになった中国そのものの姿が投影されているようで、不気味だ

 歪んだ愛国主義を膨らませたところで、最終的にそのツケを払わされるのは庶民だ。そのことを、庶民自身がなかなか気づかないのは、一党支配の国の不幸だ。

宮崎紀秀 ジャーナリスト
日本テレビ入社後、報道局社会部、調査報道班を経て中国総局長。毒入り冷凍餃子事件、北京五輪などを取材。2010年フリーになり、その後も中国社会の問題や共産党体制の歪みなどをルポ。現地取材歴は10年以上。映像作品をNNN系列「真相報道バンキシャ!」他で発表。寄稿は「東洋経済オンライン」「月刊Hanada」他。2021年春に帰国。著書に「習近平vs.中国人」(新潮新書)他。調査報道NPO「インファクト」編集委員。

My opinion

以上のような日本風の“夏祭り”と題されたアニメ・漫画イベントだけでなく、最近、戦前の日本を侵略国と表現する論調の論文が投稿が散見される。
いよいよプロパガンダ工作がさく裂して、旧日本軍を貶める論評が出現し出している。捏造歴史を捏造したことを事実として吹聴することがインターネットに拡散され出している。読者の諸君!支那の捏造歴史であり、日本国民を専横する工作であるので、信じたりすると、大変な事になる。自虐史観への洗脳工作であり、プロパガンダであるので十分注意が必要である。台湾侵攻に先駆けた日本への工作活動である。どんとはれ!

参考文献・参考資料

“日本ブーム”から“反日”へ…なぜ中国でいま「歪んだ愛国主義」が広がるのか SNSの声に揺れ動く実態(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース

中国で日本風の“夏祭り”中止に「和服を着るな」。歪んだ愛国主義が盛り上がる?(宮崎紀秀) - 個人 - Yahoo!ニュース

政治講座ⅴ414「習近平氏の3期目は愛国主義:反日活動に本腰。共同富裕で金持ちは支那から逃げ出す。」|tsukasa_tamura|note

政治講座ⅴ412「支那(多分香港)から日本に逃げ出す富裕層」|tsukasa_tamura|note

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