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政治講座v828「あな恐ろしきかな!これが共産党だ。これで共産党は国民の支持を失う」

日本共産党も中国共産党も50歩100歩、これが共産党の本質である。日本共産党も政権をとって権力を握ったとたんに共産党と違う意見の者を弾圧し、意見を封じ込める可能性を想像させる出来事である。 誰のための党であるか。イデオロギー(国家を共産主義化)のための党なのか、日本国民のための党であるべきであろう。中国の共産主義を見たら、独裁政治であることはこのことからも体質が分かる。党規約も時代錯誤の内容であることは否めない。自己改革できず、滅んでいったソビエト連邦の二の舞になるのであろう。「建設的な意見」を「攻撃された」と表現するあたり、武力革命を標榜する名残がある政党であろう。

      皇紀2683年2月8日
      さいたま市桜区
      政治研究者 田村 司

共産、党首公選制提唱の松竹氏を除名「党に敵対」

共産党は6日、党首公選制の導入などを著書で訴えた同党員でジャーナリストの松竹伸幸氏を除名処分とした。「党内に派閥・分派はつくらない」などの党規約に反する「重大な規律違反」だとしている。小池晃書記局長が同日の記者会見で明らかにした。

共産党に党首公選制の実現を求めるジャーナリストの松竹伸幸氏
=1月19日、東京都内(内藤慎二撮影)© 産経新聞

処分は党京都府委員会などの名前で行われた。処分理由を記した文書では、松竹氏が著書で党首公選制を提唱したことや、党の安全保障政策を「ご都合主義」と論評したことなどを問題視。「派閥・分派はつくらない」「党の統一と団結に努力し、党に敵対する行為はおこなわない」「党の決定に反する意見を勝手に発表することはしない」との党規約に反したとしている。

松竹氏は6日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、「出版が分派活動で処分されるなら憲法の言論、表現の自由は死ぬ。こんなことを進める共産党だって滅びかねない」と指摘。処分を不服として、規約に基づき再審査を求めていく考えを明らかにした。

「党首公選」提唱したら、共産党員除名「分派活動だ」…国民・玉木氏は「全体主義的」

読売新聞 - 5 時間前

 共産党は6日、「党首公選制」導入を求める著書を出版した元党本部職員で党員の松竹伸幸氏を除名処分とした。「党決定に反する意見を発表しない」などとする規約に違反したことを理由に挙げている。

共産党の志位委員長© 読売新聞


 除名は党規約上、最も重い処分となる。松竹氏は6日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、「出版が処分されるなら、憲法の言論、表現の自由は死ぬ。そんなことを進める共産党だって滅びかねない」と語った。規約に基づき、党大会などで再審査を求めると主張した。
 松竹氏は1月19日に出版した「シン・日本共産党宣言」(文春新書)で、全党員参加の党首選を提唱。党内議論を公にすれば、「共産党は異論を許さない『怖い』政党だという認識に変化が生まれる」と主張した。出版に合わせた記者会見でも、志位委員長が委員長職を20年以上続けていることについて、「国民の常識からかけ離れている」と言及した。
 これに対し、共産党側は機関紙「しんぶん赤旗」紙上で反論した。21日付紙面で「党の内部問題は党内で解決する」「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない」とした「党規約に違反する」とする藤田健編集局次長名での論説を掲載した。志位氏は23日の記者会見で「赤旗の論説に尽きる」と強調した。
 共産党は、党内部の「民主的」手続きを経た決定については、全党で一致して統一行動をとる「民主集中制」を組織原則としている。小池書記局長は6日の記者会見で「党を攻撃する分派活動と見なさざるを得ない」と処分の正当性を主張した。
 この動きに、他党からは批判の声が上がっている。 自民党の茂木幹事長は6日の記者会見で「我が党ではいきなり除名処分ということはあまりない」と述べた。日本維新の会の馬場代表は「民主的選考をやるべきだという意見を排除することは、共産が国会で言っている姿勢と正反対だ」と指摘。国民民主党の玉木代表は「民主主義の政党ではなく全体主義の政党と思われても致し方ない」と語った。

共産幹部「攻撃されたら党を守らないと」異論の党員除名

産経新聞 2023.2.6
共産党の小池晃書記局長は6日の記者会見で、党首公選制の導入などを著書で訴えた同党員のジャーナリスト、松竹伸幸氏を除名処分とした理由について「異論を述べたから処分したわけではない。異論を外から攻撃する形でやってきた(からだ)」と述べた。

参院本会議で質問する共産党の小池晃書記局長
=1月27日午後、参院本会議場(矢島康弘撮影)© 産経新聞


小池氏は「わが党はいかなる理由があろうと、憲法に保障された出版の自由は断固として守る立場だ」と説明。交流サイト(SNS)上で党の対応に批判が出ていることについては「異論を排除するのかと心配されていると思うが、そうではないと丁寧に説明していく。やっぱり党をしっかり守らないといけない。攻撃されたら」と強調した。

共産「松竹伸幸氏の除名処分について」全文

産経新聞

共産党の小池晃書記局長は6日の記者会見で、党首公選制の導入などを著書で訴えた同党員のジャーナリスト、松竹伸幸氏を除名処分とした理由に関する文書を公表した。全文は以下の通り。

日本共産党京都南地区委員会常任委員会は、2023年2月5日、松竹伸幸氏の除名処分を決定し、京都府委員会常任委員会が2月6日に承認し、除名処分が確定しました。
なお、松竹伸幸氏の所属党組織は南地区委員会の職場支部ですが、松竹伸幸氏がすでに全国メディアや記者会見などで公然と党攻撃をおこなっているという「特別な事情」にかんがみ、当該職場支部委員会の同意のもと、党規約第50条にもとづき、南地区委員会常任委員会として決定したものです。除名処分の理由は以下のとおりです。
(1)松竹伸幸氏は、1月に出版した本のなかなどで、「党首公選制」を実施すべきと主張するとともに、党規約にもとづく党首選出方法や党運営について、「党内に存在する異論を可視化するようになっていない」、「国民の目から見ると、共産党は異論のない(あるいはそれを許さない)政党だとみなされる」などとのべています。「党首公選制」という主張は、「党内に派閥・分派はつくらない」という民主集中制の組織原則と相容れないものですが、松竹伸幸氏が、この主張と一体に、わが党規約が「異論を許さない」ものであるかのように、事実を歪めて攻撃していることは重大です。
(2)松竹伸幸氏は、1月に出版した本のなかなどで、「核抑止抜きの専守防衛」なるものを唱え、「安保条約堅持」と自衛隊合憲を党の「基本政策」にせよと迫るとともに、日米安保条約の廃棄、自衛隊の段階的解消の方針など、党綱領と、綱領にもとづく党の安保・自衛隊政策に対して「野党共闘の障害になっている」「あまりにご都合主義」などと攻撃を行っています。
(3)松竹伸幸氏は、『週刊文春』1月26日号において、わが党に対して「およそ近代政党とは言い難い『個人独裁』的党運営」などとする攻撃を書き連ねた鈴木元氏の本(1月発行)を、「『同じ時期に出た方が話題になりますよ』と言って、鈴木氏には無理をして早めに書き上げていただいた」と出版を急ぐことを働きかけたことを認めています。松竹伸幸氏はわが党のききとりに対して、この本の「中身は知っていた」と認めました。この行為は、党攻撃のための分派活動といわなければなりません。
(4)わが党のききとりのなかで、松竹伸幸氏は、自身の主張を、党内で、中央委員会などに対して一度として主張したことはないことを指摘されて、「それは事実です」と認めました。わが党規約は、中央委員会にいたるどの機関に対しても、自由に意見をのべる権利を保障しています。異論があればそれを保留する権利も保障しています。しかし、松竹伸幸氏は、そうした規約に保障された権利を行使することなく、突然の党規約および党綱領に対する攻撃を開始したのです。
松竹氏の一連の発言および行動は、党規約の「党内に派閥・分派はつくらない」(第3条4項)、「党の統一と団結に努力し、党に敵対する行為はおこなわない」(第5条2項)、「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない」(第5条5項)という規定を踏みにじる重大な規律違反です。
以上の理由から、松竹伸幸氏を除名処分とするものです。
2023年2月6日
日本共産党京都南地区委員会常任委員会
日本共産党京都府委員会常任委員会

「共産党滅びかねない」 党首公選主張・松竹伸幸氏、除名処分に猛反発「言論の自由死ぬ」

2/6(月) 18:01配信

日本記者クラブで記者会見する松竹伸幸氏。除名処分について再審査を求める考えを明らかにした

 自らの著書「シン・日本共産党宣言──ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」(文春新書)で、共産党で党首公選を行うように求めている現役党員の松竹伸幸氏(67)が、党の規約上最も重い「除名」の処分を受けることになった。
小池明書記局長が2023年2月6日の記者会見で明らかにした。規約では、1950年代に党が分裂した「50年問題」を背景に、「党内に派閥・分派はつくらない」と明記されている。今回の党首公選の主張や、著書の出版が分派活動とみなされた。  この日、東京・内幸町の日本記者クラブで書籍の出版会見を開いた松竹氏は、除名問題に言及。処分は不当だとして、「出版が分派活動として処分されるのであれば、憲法の言論・表現の自由は死ぬし、そんなことを進める共産党だって滅びかねない」と主張。
党規約に基づいて再審査を求める考えだ。
■出版で「党員に同調を呼びかけている=分派活動」と主張  松竹氏によると、松竹氏が党員として所属する京都府南地区委員会から1月25日に呼び出しの電話があり、2月2日に聞き取り調査が行われた。その結果、松竹氏が「分派」活動を行っているとして、5日に除名処分を決めた。処分は党京都府委員会などの名前で行われた。  共産党は、1月21日に機関紙「しんぶん赤旗」に「規約と綱領からの逸脱は明らか ――松竹伸幸氏の一連の言動について」と題した論説記事を掲載して松竹氏の主張を批判。ただ、志位和夫委員長は記者会見の場で「そこで述べられている通り」などと述べるにとどめ、自分の言葉による説明を避けてきた。 赤旗の論説記事では、党首公選制の主張を「松竹氏自身も同意したはずの党規約に違反する行為」と非難する一方で、分派活動に当たるという具体的な指摘は避けてきた。だが、地区委員会は「この本を出して、党員に同調を呼びかけている」、つまり分派活動を行っていると主張したという。松竹氏は、この処分は赤旗記事との整合性がとれない「こじつけ」だと非難した上で、規約の解釈にも問題があると主張した。  党員に対する処分を定めた第50条では、 「党員にたいする処分は、その党員の所属する支部の党会議、総会の決定によるとともに一級上の指導機関の承認をえて確定される。特別な事情のもとでは、中央委員会、都道府県委員会、地区委員会は、党員を処分することができる」 とある。松竹氏に対する処分は、「支部の党会議、総会の決定」を飛ばして、後段の「特別な事情」を適用して、支部の上にある京都府委員会が決定。松竹氏は、この点を 「本来は、支部が崩壊しているような事情を『特別な事情』というはずなのに、支部に任せれば除名処分を決めることができないという判断で規約をゆがめたという点でも、大変重大な問題」 だと批判した。

「出版が分派活動として処分されるのであれば、憲法の言論・表現の自由は死ぬ」

 処分の見通しが報じられてから、共産党を批判するツイートが相次いでいる。無党派層を中心に支持者離れが加速するとみられ、 「出版が分派活動として処分されるのであれば、憲法の言論・表現の自由は死ぬし、そんなことを進める共産党だって滅びかねない」 とも話した。  規約第55条には 「被除名者が処分に不服な場合は、中央委員会および党大会に再審査をもとめることができる」 とある。松竹氏としては、24年1月に行われる見通しの党大会で再審査を求め、同時に党首公選についても議決に持ち込みたい考えだ。 (J-CASTニュース編集部 工藤博司)

《除名へ》「共産党は“怖い”と思われている」ヒラ党員が異例の執行部批判、元安保外交部長(68)が「党首公選を実施すれば日本の政治がマシになる」と訴えるワケ《シン・日本共産党宣言》


「文春オンライン」特集班 2023/02/06

 日本共産党が、「党首公選制」導入を求めている現役党員で、かつて政策委員会で安保外交部長も務めたことがある、ジャーナリストの松竹伸幸さん(68)を「除名」処分とすることがわかった。

 松竹さんは1月に出版した新書『シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』(文春新書)で、党首公選制の導入を求め、党首選が実施されれば自ら立候補するなどと主張している。党本部はこうした松竹さんの言動を問題視したという。

 松竹さんはなぜ処分されなければならなかったのか。「日本共産党が党首公選を実施すれば日本の政治がマシになる」と語る松竹さんが、1月19日に記者会見した際の記事を再公開する。(初出:2023年1月20日。肩書・年齢は当時のまま)

 日本の主要政党で党首公選が行われていないのは、共産党と公明党のみである。こうした状況のなか、共産党に「党首公選制」の導入を呼びかける党員がいる。

 48年間にわたって共産党員として活動し、政策委員会で安保外交部長も務めたことのある松竹伸幸さん(67)だ。さらに、党首公選が実施されたあかつきには自ら立候補すると宣言している。
1月19日に会見を行った松竹伸幸さん ©文藝春秋

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 そんな松竹さんが、共産党の現状を批判し、党首公選をはじめとして「もっとオープンな議論を」と呼びかける新著『シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』(文春新書)を1月19日に刊行し、同時に記者会見を行った。

一般人の会見にメディア12社が駆けつけた理由

 書籍が上梓されたとはいえ、松竹さんは政治家などではなく一般人である。にもかかわらず刊行前から新聞などのメディアで取り上げられ、この日の会見には新聞、テレビ、ネットメディア計12社が取材に訪れた。さらに、会見は質疑応答を中心に約1時間半にも及んだ。ある政治部記者は駆け付けた理由をこう語る。

「『民主集中制』という名の上意下達システムを維持してきた共産党内で、一党員が執行部批判をするのは極めて異例。それだけでもニュースです。ただ最近、党内では、小池晃書記局長が田村智子政策委員長に対してパワハラをしたとして批判が巻き起こるなど、体制側に対して現場レベルで“No”を突き付け始めました。昨年100周年を迎えた共産党の潮目が変わるのではと感じさせる流れが生まれています。何より、在任期間が20年を超える志位和夫委員長が代わることがあれば歴史的ニュースです」
昨年7月、参院選の開票が進む中、テレビ中継で質問に答える共産党の志位和夫委員長(中央)。両脇には小池晃書記長(左)と田村智子政策委員長が座る ©時事通信社

 松竹さん自身は「私が志位さんに退陣を求めたことはこれまで一度もありません」と語るが、ではなぜ松竹さんはこのような主張をするのか。

「共産党が野党と共闘して自公政権の対立軸になるためには、『共産党は怖い』という国民の不安を和らげる必要があります。そのためには、より議論をオープンにしていかなければなりません。その第一歩としての党首公選制なんです。

 さらに、野党共闘成立のカギの一つは、他の政党が懸念している安保・防衛政策に共産党がどのような態度を取るのかどうか。しかし、共産党のなかでは、その懸案事項を抜本的に見直す動きが見えません。

 もし、共産党が党員投票による党首選挙を実施できるほどに変化すれば、野党共闘の障害となっている安保・防衛政策を全党的に議論するきっかけになります。そのような議論が公開されることによって、共産党とは異論の存在を許さない『怖い』政党だという認識に変化が生まれ、共産党を含む政権共闘への国民の不安感も和らぐのではないでしょうか」 (松竹さん)
会見にはメディア12社が取材に訪れた ©文藝春秋

「日本共産党が党首公選を実施すれば日本の政治がマシになる」

 こうしたステップを松竹さんは「日本共産党が党首公選を実施すれば日本の政治がマシになる」と説く。「風が吹けば桶屋がもうかる」という諺をもじったスローガンだ。その理屈は次の通りだという。

《共産党が党員投票の党首選挙を実施する

 ↓ 共産党には自由も個性もあることが国民に知られ、共産党への国民の抵抗感  が和らぐ ↓ 党首公選を通じて安保・防衛政策で他の野党と「共通の土俵」が生まれる ↓ 野党の間で安保・防衛政策はもちろん経済政策も含めて自民党との対抗軸と なるような議論が開始される ↓ 野党の政権共闘が確立し自民党政権を脅かすような存在として次の国政選挙 (2025年予定)に臨む ↓ 政権交代可能性が現実のものとなり、自民党政権が存続する場合も野党の存 在と主張を無視できない政治状況が誕生する》

 果たして共産党はこうした批判、提言をどのように受け止めるのか。そして、共産党は党首公選制に踏み切れるのか。松竹さんはこう語った。

参考文献・参考資料

共産、党首公選制提唱の松竹氏を除名「党に敵対」 (msn.com)

「党首公選」提唱したら、共産党員除名「分派活動だ」…国民・玉木氏は「全体主義的」 (msn.com)

日本赤軍 - Wikipedia

共産幹部「攻撃されたら党を守らないと」異論の党員除名 (msn.com)

日本共産党 - Wikipedia

共産「松竹伸幸氏の除名処分について」全文 (msn.com)

「共産党滅びかねない」 党首公選主張・松竹伸幸氏、除名処分に猛反発「言論の自由死ぬ」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

《除名へ》「共産党は“怖い”と思われている」ヒラ党員が異例の執行部批判、元安保外交部長(68)が「党首公選を実施すれば日本の政治がマシになる」と訴えるワケ《シン・日本共産党宣言》 | 文春オンライン (bunshun.jp)

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