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政治講座ⅴ1615「ロシア大統領選とロシアの戦争終結でロシアの国民の繁栄を!」

 今こそ、ロシア大統領選で民主的な大統領による戦争終結以外に、疲弊したロシアを救う方法がない。
ウクライナからの退却こそロシアが存続できる方法であると信じる。そして、経済制裁解除により、ロシア国民の繁栄が期待できる。丁度、今、「プーチンなきロシアを!」をスローガンのデモが起きているが本質は「プーチン」だけの問題に限らず「メドベージェフ」なども同罪である。
選挙でそのような指導者が排斥されることを望む。
それがロシア国民の繁栄に繋がると確信している。
今回はロシアの大統領選における報道記事を紹介する。

     皇紀2684年2月1日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

プーチンなきロシアを

オーストラリアやドイツなどで2024年1月21日、ロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の支援デモが開かれ、参加者は「プーチンなきロシアを」などのプラカードを掲げた=ナワリヌイ氏陣営のテレグラムチャンネルから

ロシア改革派、必要分の署名確保 大統領選、侵攻反対の元下院議員

ロシア大統領選挙への立候補を表明しているナデジディン元下院議員=モスクワ、2023年12月26日(タス=共同)

 3月のロシア大統領選に向け改革派政党「市民イニシアチブ」が擁立したナデジディン元下院議員は26日、下院議席を持たない党からの立候補に必要な10万人を上回る約20万人の署名を集めたと発表した。同氏はウクライナ侵攻に反対の立場。

 ナデジディン氏は不備のない10万5千人の署名を提出する方針。ロシア通信に対し、期限の31日に提出すると述べた。中央選挙管理委員会が10万人の署名を有効と認めれば立候補できる。

 大統領選は現職プーチン大統領の通算5選が確実視される。無所属で立候補するプーチン氏の陣営は22日に30万人余りの署名を提出。選管は26日、有効性の検証を終えたとした。

ロシア大統領選、反プーチン候補に5万超の署名 寒空に2時間の行列

朝日新聞社 によるストーリー • 6 日

反戦を訴えるボリス・ナジェージュジン氏の選対事務所で、ロシア大統領選立候補に必要な署名をする人々=2024年1月20日、モスクワ© 朝日新聞社

 ウクライナ侵攻への反対を訴えて今年3月のロシア大統領選挙への立候補を目指して署名集めをしているボリス・ナジェージュジン氏が21日、必要数の半分超となる5万以上の署名を集めたとSNSのテレグラムで明らかにした。プーチン大統領の当選が確実な状況で、政府の弾圧も激しいが、「反戦の声を上げたい」という声が広がっている。

 ナジェージュジン氏は中道右派の政党「市民イニシアチブ」で候補者に選ばれており、正式な立候補には10万人の署名を1月末までに集める必要がある。

 「我々は半分の道のりを到達し、5万4740の署名を集めた。1週間前に不可能に思えたことで、素晴らしい」と喜びつつ、「活動を弱めてはいけない」と檄(げき)を飛ばした。

 週末、ロシア各地の選挙対策事務所では、署名に訪れた支持者で行列ができた。モスクワでは零下6度の寒空の下、「反戦」の姿勢を支持する若者を中心に多くの市民が行列に2時間並んで署名をした。

 ただ、10万人分の署名を集めても、選挙管理委員会の審査で、名前や住所などに間違いが見つかれば無効になる。選対のスタッフも支持者の身分証明書を見てデータを確認するなど、慎重に作業を進めていた。

来年3月のロシア大統領選、10人の立候補届け出認められる プーチン陣営は立候補に必要な30万人の署名集め開始

2023/12/29(金) 20:52配信

日テレNEWS NNN

来年3月に行われるロシア大統領選挙は29日までに10人の立候補の届け出が認められ、無所属のプーチン大統領陣営は、立候補に必要な30万人の署名集めを始めました。 ロシア中央選挙管理委員会は、29日までに届け出のあった8つの政党公認候補と6人の無所属候補について審査を行い、10人の立候補届け出を認めました。無所属で届け出が認められたのはプーチン大統領とほかに2人で、ウクライナ侵攻反対を掲げるリベラル系の女性ジャーナリストは立候補できないことが決まりました。 ロシア下院に議席をもつ野党では、「ロシア共産党」、「ロシア自民党」、「新党・新しい人々」が党公認の立候補を認められましたが、ウクライナ侵攻を支持していて、プーチン大統領の対抗馬にはなっていません。 こうした中、プーチン大統領の選挙対策本部は、無所属での立候補に必要な30万人の署名集めを始め、28日にはモスクワ市長が署名に訪れるなど、3月の投開票を前に大勢が固まりつつあります。

ロシア大統領選挙で唯一の反戦派「候補」、反プーチン支持集める…氷点下8度の中で署名の列

読売新聞 によるストーリー • 

氷点下に冷え込むモスクワで、反戦を訴えるナデジュジン氏の出馬を実現させようと署名する人々(22日)© 読売新聞

 3月のロシア大統領選の立候補予定者で唯一ウクライナ侵略に反対する元下院議員ボリス・ナデジュジン氏(60)が、反政権派の支持をじわりと集めている。通算5選が確実視されるプーチン大統領の批判票の受け皿に押し上げようと、出馬に必要となる署名に訪れた人々の行列が連日各地にできた。露当局が出馬を認めるかどうかが焦点になる。

 ナデジュジン氏は中道右派政党「市民イニシアチブ」から擁立された。ウクライナ侵略は「致命的な誤りで破滅的な決定だ」と訴える。プーチン政権を批判し、2015年に暗殺されたボリス・ネムツォフ元第1副首相の顧問を務めていた。

 22日昼過ぎ、氷点下8度のモスクワ中心部。ナデジュジン氏の事務所前では約50人が行列をつくり、署名を待っていた。大学生のクリスティーナさん(20)とマリアさん(20)は「他に投票したい候補がいない」と危機感を抱いたという。

ロシアが被った損害規模とは:米機密情報の解除により明らかに

Zeleb.es によるストーリー • 17 時間

先の見えない戦争©The Daily Digest 提供

ウクライナへの侵攻を命じた当初、ロシアのプーチン大統領は数日のうちにウクライナの首都キーウが陥落すると考えていた。だが事態は目論見通りにはいかず、ロシアの軍勢を撃退。戦争は今日まで続いており、ロシア社会も大きな損害を被りつつある。

ロシアの出した死傷者数©The Daily Digest 提供

ロシアもウクライナも自国の死傷者数についての統計を公表していないが、両国の損害の概算は存在する。とりわけ、ウクライナ軍参謀本部がロシアの死傷者数として公表した数字は驚くべきものとなっている。

ウクライナ側の推計では©The Daily Digest 提供

たとえば、12月13日の時点で開戦以来ロシアが失った人的資源は34万1,500人もの数にのぼるとされている。ウクライナの公表した数字は信じられないと思うかもしれないが、アメリカの得た情報と照らし合わせるとあながち誇張とも言い切れなくなってくる。

アメリカで機密解除された情報©The Daily Digest 提供

先ごろアメリカで機密指定が解除され報道各社が伝えているあるレポートによると、ロシアはウクライナでの戦争の結果、2022年2月の開戦以来少なくとも31万5,000人を失ったとされているのだ。

当初投入された人員の実に87%©The Daily Digest 提供

31万5,000人という死傷者数は膨大なものであり、当初ウクライナ侵攻に投入された36万人の実に87%にも達する。この推計が正しければ、ロシア政府や軍にとっては無視できない数字であるはずだ。

装備の損耗も激しい©The Daily Digest 提供

しかも、侵攻開始以来ロシア軍が被ってきた損害は人的被害だけではない。侵攻開始前に保有していた兵器や軍事車両の備蓄も、まもなく2年になろうとする侵攻の結果大きく損耗している。

古い備蓄を利用している©The Daily Digest 提供

CNNはある推計を紹介、「11月下旬時点でロシアは戦前に備蓄していた地上装備の4分の1以上を失った」としている。さらに、現在ロシア軍が利用している装備は型落ち品などの古くなった備蓄だとも指摘している。

作戦行動に影響するほどの損耗©The Daily Digest 提供

CNNのレポートはこう続いている:「損耗の結果、ロシアの作戦行動の複雑さや規模は低下し、2023年初旬以降はウクライナで大きな成果を挙げられていない」では、装備の損耗についてはアメリカの調査ではどう言われているのだろうか。

3分の2の戦車を失う©The Daily Digest 提供

アメリカのレポートでは、ロシアが戦前に約3,500両保有していた戦車のうち2,200両、つまりほぼ3分の2が破壊されたとしている。『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が伝えている。

OSINT組織の推計とも一致©The Daily Digest 提供

2,200両という数字はオランダに拠点を置くOSINT組織「Oryx」の推計とも一致する。「Oryx」は宇露両軍の損失を写真や動画などのエビデンスに基づいて計測し続けている。

2,500両以上の喪失が確認されている©The Daily Digest 提供

「Oryx」は12月13日時点で、これまでロシアが失った戦車の数を2,541両としている。そのうち1,665両が破壊され、141両が損傷、188両が放棄され547両がウクライナ軍に鹵獲されたと言われている。

歩兵戦闘車の32%を失う©The Daily Digest 提供

また、アメリカの情報ではロシアは13,600両保有していた歩兵戦闘車のうち4,400両を失ったとも言われている。つまり、開戦以来実に32%も損耗したということになる。

これもOSINT組織の推計に近い©The Daily Digest 提供

この数字も「Oryx」のものと近い。「Oryx」では3,144両の歩兵戦闘車が失われたことを確認しており、そのうち2,203両が破壊されたとしている。

「尋常でない手段」を取らざるを得ないロシア©The Daily Digest 提供

アメリカのレポートでは次のように述べられている:「ロシアは大規模な損耗を被っており、軍事作戦の継続のために尋常でない手段を取らざるを得なくなっている。実際、2022年末には30万人の追加部分動員を宣言している」ロイター通信が元のレポートを引用して報じている。

受刑者や高齢の市民を動員©The Daily Digest 提供

元のレポートでは、こういった損耗の結果ロシアでは新兵募集の際の基準を下げざるを得ず、受刑者や高齢の市民も受け入れつつあるとも指摘されている。

損耗の具体的な規模が明らかに©The Daily Digest 提供

『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙のウォレン・ストロベル記者はロシアがかなりの規模の人員や装備を失っていると認められることをすでに指摘していたが、今回明らかとなった情報ではその具体的な数字が確認できたと言えそうだ。

ロシア前大統領「悲しいなら切腹を」 北方領土めぐる岸田首相発言に

朝日新聞社 によるストーリー • 

ロシア・モスクワ郊外で5月13日、会合で発言するメドベージェフ前大統領=AP© 朝日新聞社

 ロシアのメドベージェフ前大統領は30日、岸田文雄首相が同日の施政方針演説で、領土問題を解決して日ロの平和条約締結の方針を堅持すると表明したことについて、「いわゆる北方領土についての『日本人の感情』は知ったことではない。それは『係争中の領土』でなく、ロシア(の領土)だ」とSNSで主張した。

 その上で、「特に悲しむサムライは、伝統的な日本の手法で人生を終えればいい。切腹だ。もちろん勇気があればだが」と述べ、「広島と長崎(での米国による原爆投下)を記憶から完全に消し、米国といちゃいちゃするのが楽しいのだ」と、切腹の場面の写真も添えて、日本人をからかうような投稿をした。


参考文献・参考資料

ロシア改革派、必要分の署名確保 大統領選、侵攻反対の元下院議員:山陽新聞デジタル|さんデジ (sanyonews.jp)

ロシア大統領選、反プーチン候補に5万超の署名 寒空に2時間の行列 (msn.com)

来年3月のロシア大統領選、10人の立候補届け出認められる プーチン陣営は立候補に必要な30万人の署名集め開始(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース

ロシア大統領選挙で唯一の反戦派「候補」、反プーチン支持集める…氷点下8度の中で署名の列 (msn.com)

ロシアが被った損害規模とは:米機密情報の解除により明らかに (msn.com)

ロシア前大統領「悲しいなら切腹を」 北方領土めぐる岸田首相発言に (msn.com)

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