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政治講座ⅴ1636「品位・品格の民度が低い」

毎度物議を醸しだす国といったら、彼の国です。
世界中に「孔子学院」を作った目的はなんだろうか?
孔子学院とは、中華人民共和国が諸外国の大学などで「外交関係」を名目にした「統一戦線工作」によって、教育の名を借りて中国共産党の主張を基づいた宣伝活動(プロパガンダ)を行う目的の機関だという主張と認識が西側には多い。孔子の教えの儒教に反する行動をして、世界中で孔子の教えの品位・品格を貶める「中国共産党」に対する報道記事を紹介する。「紅」の旗を振って狼藉を働く「中国共産党員」の行動は、指導者の「習近平」の品位・品格を貶めていることに気が付かないのであろうか。今回はそのような報道記事を紹介する。

     皇紀2684年2月15日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

はじめに

孔子の基本理念は「仁」

孔子の基本理念は「仁(じん)」という道徳概念です。
仁とは、概括すると「人を愛すること、他者への思いやり」という意味です。それぞれの個人が仁を体現することにより、社会に秩序が保たれるとされています。

「仁」を実践する手段は「礼」

孔子は人間は社会的生物であることを前提とし、感情を形として表すための規則や慣行である「礼」を構築しました。「礼」を実践することにより、家族が秩序立てられ、さらに家族を超えて社会が安定することとなるため、「礼」は社会規範となり、のちに政治理論としても発展してゆきます。

儒教の最高の人格は「聖人」

儒教の目指す最高の人格は「聖人」です。「聖人」とは、この世に生きている生身の人間の完璧な存在のことを指します。

その聖人を体現したのが孔子です。孔子が自分の内的成長を表した言葉が有名な次の言葉です。孔子は七十四歳まで生きましたが、その晩年に自らの軌跡を語ったものです。

<書き下し文>
十有五にして学を志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳したがう。
七十にして、心の欲するところに従えども、のりをこえず。

<現代語訳>
わたしは十五歳のとき聖人を習得する学を志した。
三十歳になったとき、精神的にも経済的にも独立することができた。
四十歳で自分の人生に惑いがなくなった。
五十歳で天命を与えられたことを自覚した。
六十歳となり何を聞いても抵抗感も驚きもなくなった。
七十歳となってからは、心のままに言動しても、決して道徳的規範を外れることはなくなった。

孔子の七十歳のときの境地が聖人の状態であり、その心は迷いなく自由であり、道徳的な極地であるとされています。

メッシ選手、日本では途中出場しファン沸かせる-中国で怒り広がる

2/7 15:39 配信

東京都内で記者会見に臨むメッシ選手(2月6日)

(ブルームバーグ): サッカー・アルゼンチン代表で、米プロリーグMLSのインテル・マイアミに所属するリオネル・メッシ選手が香港で4日行われた試合に出場しなかったことを巡り、中国国内で騒動が続いている。収束する兆しは見えず、多くの人々がソーシャルメディア上でメッシ選手の欠場に対する不満を爆発させている

一方、7日に日本で行われた試合には出場し、ファンを喜ばせた。

香港立法会(議会)の職能団体枠でスポーツ業界選出の霍啓剛議員は、メッシ選手や所属クラブのマイアミが現地のファンを軽視していると非難。同議員のコメントは7日、ソーシャルメディア「微博(ウェイボ)」でトレンド上位の一角を占めた。「梅西之乱(メッシの乱)」と部分的に題されたトピックにも人気が集まっている。

多くのコメンテーターがメッシ選手の香港での振る舞いと、7日夜にヴィッセル神戸との親善試合を予定する日本での態度を比較。同選手は都内で6日開いた記者会見で、状態が良くなっている感覚はあるとし、出場に期待を示した。香港での試合については、内転筋の違和感のためベンチには入ったが、出場を見送ったと説明した。

多くの賛成が集まったコメントには、「日本ではほほ笑んでいたが、中国では不機嫌だった何と言えばいいのか」とし、「彼はどちらかを選び、自らの政治を示した。二度と戻ってくるな」というものもあった。

今回の件が香港にとどまらない兆候は他にもある。中国共産党機関紙の人民日報系・環球時報で編集長を務めた胡錫進氏はメッシ選手の欠場を疑問視。X(旧ツイッター)では、香港政府トップの李家超行政長官となぜ握手をしなかったのかと問いかけたほか、中国のファンへの謝罪を求めた

こうした世間の怒りは、メッシ選手と中国ブランドのパートナーシップを脅かす恐れもある。同選手は微博への投稿で、酒類ブランド「赤水河」を宣伝しているが、コメント欄には何百人ものユーザーが殺到。メッシ選手との関係を断つよう求める声が多く寄せられた。

原題:Messi Plays in Japan After Anger Grows in China Following Snub(抜粋)


中国人旅行客が英国の街角ピアニストに「撮影やめるよう」要求、動画に反響

クライム・事故 / By Mashup Reporter 編集部 / 2024-01-23

ロンドンで、中国人の旅行客のグループが、ストリートピアノの演奏をライブ配信していた男性に、撮影をやめるよう求めた。この様子を収録した動画がYouTubeに投稿され、反響を呼んでいる。

問題が起きたのは19日、街角ピアニストのユーチューバー「Dr K」ことブレンダン・カバノー(Brendan Kavanagh)氏がセント・パンクラス駅で、連弾をしていたところ、背後にいた女性が、中国のテレビ局で働いていると自らを紹介した上で、「われわれは映ってますか?」と質問した。

カバノー氏は、わからないとしつつ「だめなのですか?」と聞き返すと、女性は「中国のために働いています。(映像を)公開するのは許可されません」と回答。「中国とのトラブルに発展する?なぜ?」と質問を重ねるカバノー氏に、もう1人の男性が「声やイメージを撮影してほしくない」「画像はオンラインにシェアできない。個人には肖像権があり、それらは保護されている。(中国で)ネットに投稿するには、合意がなければならない」などと主張。ビデオを公開した場合「法的措置を検討する」と詰め寄った

カバノー氏は「理解できない」と呟き、「ここは自由の国だ。共産主義の中国じゃないのは、わかってるだろ」「撮影したいものを撮影する」と反論すると、別の女性が「私は英国人だ。私にも肖像権がある」と割って入った。「ここは英国だ。中国じゃない。中国の旗を持っているじゃないか」と反論するカバノー氏に、男性が「彼女に触るな」と声を荒げるなど、口論に発展した。

そうするうちに警官2人が現れ、中国人グループの言い分を聞いた後、カバノー氏らに撮影を停止するよう求めた。

女性警官は「彼らは国のために働いており、顔をさらすことはできない」と説明。これに、カバノー氏は「ここは英国で、公共のスペースだ、自由の国だ」「あなたは、彼らの護衛じゃない」と反発した。人種差別的な発言があったことを指摘されると、「ばかげてる。中国の旗を持っていると言っただけだ」と主張した。

カバノー氏は、このやり取りを記録した動画をYouTubeに投稿。現在、400万回以上再生されている。

コメント欄には
こんな馬鹿げたことを主張する人がいるのは嘆かわしい。強い立場を示してくれてありがとう」
「われわれの権利を主張してくれて感謝する」
「彼らはYouTubeで有名になった。言論の自由に関するこのビデオほど素晴らしいものはない」とカバノー氏を支持する声が多数投稿されている。
日本や台湾、米国、カナダ、ドイツのユーザーからも応援のメッセージが届いた。
警察の対応を疑問視する意見も散見される。

ニューズコープ傘下のTalkTVは、今回の騒動について「親中派の活動家にピアニストがハラスメントされた」と報じた。番組に出演したカバノー氏は「ロンドンにいるのに、中国人がよってたかって私にそれはできないと言ってくるのに驚かされた。いい加減にしてくれと思った」と振り返った。

Business Insiderには、彼らを当初、日本人クルーと間違えたため、気分を害した可能性があると語っている。カバノー氏が「典型的なストライサンド効果の例」と指摘する通り、動画は中国人グループの意図に反して、Xなどプラットフォームをまたいで拡散されている。

参考文献・参考資料

メッシ選手、日本では途中出場しファン沸かせる-中国で怒り広がる(Bloomberg) - Yahoo!ファイナンス

「儒教」の教えや儒教思想とは?意味や特徴をわかりやすく紹介 | TRANS.Biz (trans-suite.jp)

孔子学院 - Wikipedia

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