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DJ、今夜は踊り続けさせて

またまた今夜もうまく書けそうにもない。

つい昨日まで、じっくりと己と向き合うようにして何かを思い浮かべながら、一つ一つ言葉を綴っていくことを当たり前としていた。

なのに今日は打って変わって、まるで自分の内に秘めた「静」と「動」が入れ替わったみたいに、前日に思い描いてたのとは全く異なる要素ばかりが頭の中を支配している。

普段であればクラシック、あるいはピアノの独奏曲をイヤホン越しに視聴しながら集中して言葉を入力していくのを通例としている。

だが今現在も、アップビートな音楽を聴きながら踊り狂うようにして書きたい…なんて自分以外の誰かが見ても、非常に馬鹿馬鹿しいことを思い浮かべている。

それだけではなく一つの記事をつくろうとする前に、過去にもPCのスピーカーから流れる音楽のリズムに乗せて、文字を打ち込んでいた日をなんとなく思い出していた。

が、それがいつ頃の話であったのか…肝心な部分を記憶の底から出力できないまま忘れてしまっている。


なんとなく興が乗っている状態だとしても、こんなんじゃうまいこと一つも書けやしない。

しかも両耳は…本能は、1秒たりともクールダウンをさせてくれない。冷静になることを許さないだけじゃなく、無我夢中のまま踊り続けることをやめさせてくれそうにもない。

わかりやすい言葉を並べるとか、誰かの心に残る文章を書くとか。面白くないだとかただの自己満足だとか一斉に揶揄されようとも、今日だけはそんな暗黙のルールなど無視して無礼講でいきたい。

明日は、明日こそはちゃんとしたものをあげられるように努力するから!と言いつつ、忘れた頃になって若干狂気に満ち溢れたモチベーションのまま、もしくはダンスフロアに包まれた仮想空間で言葉を羅列していくかもしれない。

纏まりが微塵に感じられなくても、今だけは止めないでほしい。

今週もようやく折り返し地点に入った。けれど土曜日はまだやってこない。なのに今夜だけは踊り続けさせてと言わんばかりにm-floの「come again」をヘビーローテーションしまくっている。

切ない雰囲気ムードが広がったかと思いきや、たたみ掛けるようにかましていく6万ドルのヒューマン、アフロ、ピーポーピーポー、フリスビー、チーカマ…?

なんていう、私たち一般人が思いつきそうで思いつかないワードが羅列されたラップは、語彙力があろうがなかろうが当時の情緒を再現するには難易度ハードルが高すぎる。

それよりも、これが今から20年以上前にリリースされた曲だなんて、いったい誰が想像したのだろうか?

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