【医療ノンフィクション】疑惑のカルテ① 失明と『ガスライティング』の恐怖
医療過誤で、左目の視力を失った。
当該病院である「大分整形外科病院」は当然ながら責任を認めようとしない。
事故を連絡すると連日、主治医M医師から、
「看護師の証言」
「放射線技師の証言」
といった内容のメールが送られてきた。
すべてが嘘のデタラメだった。
「あなたは嘘をついていると、看護師もレントゲン技師も言っている」
という虚偽の情報で、集団でターゲットを責め続けて精神的に参らせる、いわゆる
✅【ガスライティング】と呼ばれる手法を使ってきた。
「目が見えないからやめてください!」
私の言葉は無視された。
片目が潰れると、どういうメカニズムなのか、もう片方も霞んで、おまけにひっきりなしに涙が湧く。
PC などまったく見えなくなり、スマホの画面を、かろうじて見える右目に近づけて、一字一字がやっと読み取れる状態。
私の仕事は小説家だが、小説など書けるはずもない。
そう訴えても、主治医のメール攻撃はやまなかった。
1ヶ月以上、往復で15000字におよんだ。
そもそも、入院できそうな眼科病院をメールで教えると主治医が言った。
だからアドレスを教えたのに、そんな話はただの一つも出なかった。
耐えられず、病院の事務局あてに「先生の攻撃をやめて欲しい」と伝えた。
事務長から、「病院として対処します」という返信がすぐに来た。
ホッとした。
本当に翌日、事務長から手紙が来た。そこには、
「今後一切、病院および主治医への連絡を禁止する。話があるなら、弁護士を通せ」とあった。
これだけ脅しをかければ患者は潰れるに違いない、という思惑。
✅この病院、この事務長は、医師がミスを犯した患者全員をこの怪文書で脅し、撃退している
可能性がある。
ちなみに、私はこの近澤事務長という人に会ったことがない。顔も知らない。
「はじめまして」の挨拶が、これだ。
病院の事故が原因で目が見えなくなった患者に対して、医療者が言う言葉だろうか??
手紙は引き裂いて棄てた。
が、ふと、これは証拠になる、と思い直して拾い、テープで貼り付けた。なので現物はクシャクシャだ。
病院から売られた喧嘩は買うしかない。
仰せの通り、弁護士と契約した。
すぐにカルテ開示をしてもらった。
潰れた片目に絆創膏を貼り、弁護士事務所に通った。
自分のカルテと対面し
✅「これが私のカルテ??」
仰天した。
そこにはズラリと 18 個の病名が並んでいた。
むろん、聞いたこともない病名ばかり。
(その後診断書を書いてもらい、さらに 2 つ病名が増えた。まったく身に覚えのない病名。1年近く主治医に会ってもいない。診察もせずに病名を2つもつけられるとは、さすが大分県の名医であられるM医師の仕事)
✅全部で 20 個の病名。
これは民事だけではないな、と思った。
契約した弁護士は複数の病院の顧問弁護士をやっているから、最初から病院と闘う気はまったくなかった。
はっきり言うなら、
着手金さえ手に入ればいいという手合い。
私の話を始終「ふん」と鼻先で笑いながら聞いていた。
辞任という形で辞めてもらった。
(後日、この弁護士事務所は日弁連より懲戒処分を受けていたことを知った)
そうして私は一人で闘うことに決めた。
弁護士が開示させたカルテは、たったの1枚。
10万円単位の着手金を払ったのに、馬鹿にしている。
再度、看護記録、手術記録、リハビリ記録、画像データなど、病院保有のデータのすべてを開示するよう申請した。
開示費用は2倍かかった。
手数料 10800 円と、カルテ 473 枚のコピー代。3 枚の CD-R 代。
しかしカルテだけでは、病院の不正を証明できない。
レセプトがいる。
自由業の私は国民健康保険。市役所の国保課が管轄。
国保課給付係に行き、レセプト開示を申請した。
『戦闘、開始』
心の中で自分に告げた。
しかし、そこからさらに長い長い道のりを辿ることになる。
最も大きな難題は、
✅「東京以外で患者側につく弁護士はいない」ことだ。
患者がいくらお金を払っても、病院と闘ってくれる弁護士はいない。
弁護士会所属弁護士は、医師会所属の病院、クリニックから多くの顧問料をもらっている。
いわば完璧に癒着している関係。
病院という上客相手の裁判などするはずがない!!
大分整形外科病院の近澤事務長は当然それを知っていて、3年間も私に弁護士を探させたのだ。
3年間私に仕事をさせなかった。
私から小説を書く仕事を奪った。
この間、どれだけ弁護士や行政の連中に怒鳴られたことか。
その3年間、事務長たちは日常を楽しみ
✅自民党の大物国会議員に多額献金をし、選挙運動に真っ先に協力している。
✅国会議員への多額の政治献金だって、元をただせば『病院から撃退された患者たち』の支払った治療費ではないか!!!!
※続編
✅【医療機器リベート】「慈恵医大」医師の実名を公表!
私はこの医療者たちが心底憎い。
30年間、推理作家として人間の【殺意】を追及してきたが、これほど強く激しい感情なのだと、身をもって知った。
私と同じように、憎悪の感情を抱き、あるいは恐怖感という強いトラウマと闘い、さらには医療者から与えられた【医原病】という新たな病と闘い、今日も震えている多くの患者たちがいる。
紛れもない【医療者の暴力】だ。
人の命を預かる特権を持つ医療者たちの暴力、いわゆる【ドクハラ】は日本ではまだ暴力、傷害と認められない。
✅なぜ医療者の暴力は許されるのか?
このノンフィクションではそれを追及する。
※以上、2019/09/11 投稿分を改稿。
✅さて、これを書いている現在は2022年2月9日である。
この間にまた非常に恐ろしいことが判明した。
私は可能な限り多くの整形外科医の診断を受けた。
証拠固めのためだ。
その結果、主治医の下した私の病気「難病・大腿骨頭壊死症」がまったくのウソだったことが判明した。
「ステージ4の末期」という診断も真っ赤なウソだった。
最終診断は国立大分大学病院の股関節専門の加来准教授。
・7名の医師の診断は「変形性股関節症」
・2名の医師の診断は「筋肉の緊張による痛み・筋肉疲労」
・9名の医師全員の診断が「手術」ではなく「保存療法」の適応、だった。
つまり大分整形外科病院のM医師は、
✅故意に難病の病名をつけ、末期で手術しか治療法はない。
という
「大嘘」で私の骨を切り落としたのだーーー!!
そして無断で私の骨を採取した。
どこに売られたのか?
この整形外科病院では自家骨の手術しかやっていない!
他人の骨の手術に使うと医師が言ったのは真っ赤なウソだった… ↓
許せる道理はない。
死んでも許さない!!!!!
※2022/5/30改稿
ここ数年で書きためた小説その他を、順次発表していきます。ほぼすべて無料公開の予定ですので、ご支援よろしくお願いいたします。