結論から言うと、「必要」じゃないかと。

　結局、最後は根性なんだよなぁと

　過去の、昭和の、高度経済成長期から平成くらいまでは、みんなで同じことしてれば、国全体が成長して、自分も裕福になれて、周囲に認められて、それで良かったのです。

　言ってみれば「幸せのテンプレート」が似たようなものだったと。

　ですから、何でもかんでも「根性で乗り越えろ！」は、世の中の大きな流れに沿ってやっておけば大体間違いなかったから通用したのです。
「24時間戦えますか？」と同じですね。

　しかし…時は流れて、今の時代、価値観は多様になりました。
　そして、生き方も多様になりました。

　それは、日本の人口が減り、みんなと同じことをしていても国全体は成長せず、ただでさえみんな同じで息苦しい（生き苦しい）のに、経済的にも苦しくなって、必ずしも周囲に認められる訳でもない（価値観が多様だから）。

　そんな世の中だから、自分のやりたいこと、コレだ！と思ったことをすれば良いんです。

　良いんですけど…

　結局そこで勝負するには、自分で選んだ道だから、なお負けるわけにはいかないんです。
　そして周囲に助けてくれる人が多いわけでもなく（みんな同じことをしている訳ではないから）、そんな自分が選んだ道を進んでいくには、結局は並々ならぬ根性が必要なのです。

　自分も、教員として働きながら、学会の論文（研究者みたいな論文）や実践論文、依頼原稿などを書いている時は、狂ったように文字を打っていることが多いです。（自分よりスゴイ人がたくさんいることはもちろん承知しています）

　フツーにフルタイムで働いているので、しんどい時はもちろんあります。

　締め切りが近づいて来たら、根性で乗り切るだけです。

　でも、自分で選んだ道だから、頑張るしかないのです。

　でもでも、自分で選んだ道だから、頑張れるのです。

　そして、やり遂げた時の達成感が大きいのです。

　そしてそして、やった分は、確実に自分の自信になります。

　自信は、自分がやると信じて達成したものの分だけ、生まれてくるのではないかと。

　そう思うと、やっぱり「根性」は必要なのかなと思うばかりです。

　そうはいっても、そればっかりだと潰れてしまいますから、もちろんいつもは適度に力を抜いて、勝負所で発揮してもらえればいいんじゃないかなと思います。

　この記事が読まれた方のお役に、少しでも立てば幸いです。

　最後までお読みいただき、ありがとうございました☆