ICHI(いち)

21歳の日記、エッセイ。新潟県の田舎出身、東京から出戻り実家在住。 旦那さまと遠距離中…

ICHI(いち)

21歳の日記、エッセイ。新潟県の田舎出身、東京から出戻り実家在住。 旦那さまと遠距離中。仕事は子ども関係。 筋トレ、美味しいもの、子ども好き。 家族大好き。 私の文章誰かに届け〜!

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お風呂めんどっち

学生の頃、とてつもなくお風呂に入るのが面倒くさかった。入ってしまえば髪を洗い、体を洗い、ムダ毛を剃り、お風呂に浸かる、というのを流れるように終わらせていくだけ。だがその工程をとても長い時間をかけなければならない。学生の頃のニキビ肌改善のため繊細に行われる洗顔も、鏡を直視してどうしても気になってしまったニキビを潰す時間も、脱毛をしていない10代女子のムダ毛処理も、まあ時間のかかること。入浴が終わってからも、YouTubeやGoogleから強いれた知識によるこだわりのスキンケアに

    • ジェラート屋さん

      今年のGWは2週間もお休みがもらえた。活動量が減るのは健康的じゃないし、家に長時間引きこもって気持ちが下がるのも嫌だし、暇すぎて食べ物のことばかり考え冷蔵庫を開けては口に入れ、というのを繰り返すのも嫌だった。だから、たった3日だったがジェラート屋さんで短期のアルバイトをした。ずっと働いてみたかった場所だ。ジェラートも大好きだし。飲食店の忙しない時間が好きだ。レジで喉が枯れるまで、唇が乾燥してピキッとなってくるまで「いらっしゃいませ」「ご注文をお伺いします」を言い続けた。暑かっ

      • 大した事ない

        「その日1日をこなせばいいだけ。その積み重ねなだけ。考えるのはその日のことだけでいい。」 転職してからの一ヶ月。 旦那さんとの遠距離が始まって一ヶ月。 何度も自分に言い聞かせてる。仕事のことが不安で仕方ないんだと思う。遠距離が寂しくて仕方ないんだと思う。だから毎日ワンコの散歩をしながら心の中で唱えたり、ワンコに陽気に話しかけてみたりする。「今のことだけ、今日のことだけがんばったらいい。大丈夫大丈夫。」 先を見たら途方もなく長く感じるし、怖いし、不安だし。でも結局は今の積み重ね

        • 穏やか優先

          ドラマを見なくなった。 「今日は○時からだ」と今日見るドラマを確認し、テレビの前に座らなくてはいけない時間になる前に、夕飯と入浴を済ませていた。高校生まではほぼ毎日、それが夜のルーティンだった。 高校を卒業してから3年が経つ。好きが講じて俳優の養成所まで入り、演技を学んだこともあったのに、今では、テレビドラマを自ら進んで見ることは無くなった。リビングで妹がテレビでドラマを見始めたときに、少し見る程度になった。 ドラマを嫌いになったわけじゃない。学生の頃は、今自分が生きている世

        お風呂めんどっち

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        • ○家族のこと
          11本
        • ●家族のこと
          6本
        • お散歩日記
          3本

        記事

          安全基地

          子どもと関わる仕事をしている。なるべく、さみしいと思ってほしくない。真面目な子にも暴れん坊にも、みんなに目を配って誰一人としてさみしい思いをさせたくない。「ちゃんと見てるよ、あなたのこと忘れてないよ。」という気持ちが子ども達にちゃんと伝わるように、頭を撫でたり、目を合わせて笑ったり、ハイタッチしたりする。安心感を感じてもらいたい。何かあったらすぐに駆け寄っていける大人がこの場所にはいるのだと、そう感じてもらいたい。寂しかったら、悔しかったら、痛かったら、何の抵抗もなく大声で泣

          1週間

          1週間ゆっくり考えて答えを出す、というより、1週間、普段通りの日常を過ごして自分の気持ちがどんなふうに流れ着くのかを見守る、という感じ。 2024/1/19

          ご唱和ください

          エモーショナルにならない とりあえず笑っとく たまに泣いとく そんで寝る ぜーんぶなるようになる いい塩梅はいつか見つかる 朝ご飯楽しみんみん

          ご唱和ください

          おディナー

          黒毛和牛ですって。 え、なんですか。 私程の生活レベルで生きている人間が、そんなものにありつけてしまっていいのですか。 **** 旦那ズ卒業式のあと、お義姉ちゃんとそのパートナーと渋谷に行ったのです。 4人で夕飯を食べるために渋谷のお店を予約してくれていたのです。 夕飯、なんてもんじゃないです。 あれこそ、カタカナ英語で「ディナー」と呼ばれるものなのでしょう。 渋谷のお店、だって。なにそれ。 なんですかその響き。 そしてそのお店の在処はホテルの2階。 重たい扉を押すと

          だんなズ卒業式

          さて、2023年3月23日土曜日です。 大学の卒業式に来ています。 まさかまさか、旦那様の卒業式に来るなんて去年の今頃はまったく想像しておりませんでした。 もはや、旦那が、その前に恋人ができるなんて思ってもいなかった1年前のわたしです。 式への出席は卒業生のみで、保護者など連れ添い人はライブ中継会場で見守ります。私も保護者に混ざり、黒板の横、左右に置かれた2代のプロジェクターと、後ろの席の人向けに、4台並んで天井に吊るされ設置されているテレビのライブ中継を見守っている今

          だんなズ卒業式

          朝起きるだけ

          起き上がりなさいな。 起き上がるのですよ。 まだ朝ご飯も食べていないじゃないですか。 ぬくぬくぬくぬくと、あと何時間お布団と仲良しこよているつもりですか。 ダラダラと、ゆるりゆるりでいいですから、さあさあ起きて。 ピシッとしなきゃ、なんて気持ちはゼロではあるんですけど。 最初にネジをゆるめておかないと、気づかないうちにネジをぎゅっとしめちゃってるときあるんでね。 今日もゆるめておきましょう。 ではでは、肩の力抜け抜けで、ネムネムのまなこで、レッツ朝ご飯です。

          はだかんぼ

          なんてなんて恥ずかしいのでしょうか。 ここに落としていった文章は、すごく、わたしなのです。身ぐるみなしのわたしなのです。 そんなの近しい人には見られたくないに決まっているではないですかっ。 生々しい人間の中身をたくさんここに残してしまっちゃって。ああ恥ずかしい恥ずかしい。ほんとなら恥ずかしいを2回繰り返しただけじゃ足りないくらいの羞恥心です。×100くらいしたいところです。 でもね、吹っ切りましょう。 吹っ切りますから。 身ぐるみなんかあってもなくても、その下はみんな、

          あの子がほしかったハグ

          小さい頃、ずっと寂しかった人。 小さかったあの子は、親の愛が欲しくて欲しくて、たまらなかったみたいだ。 ある程度成長してから、そう感じていたことに気づく。 まさか自分が、寂しい、と思ってるなんて子どもの頃は分からなくて。 分からなかったのかな、分かりたくなかったのかな。 褒めてなんて言えるわけなくて、自分からハグをしに行けるわけもなくて。 親の愛が、親が子どもに無償でくれるはずの「大好き」が、欲しくて、欲しくて。 愛されていることを、自分の母親、父親の肌からしか感じ

          あの子がほしかったハグ

          生きること

          朝、まだ少し薄暗い時間にスッキリと起きて、 朝ごはんを準備する時間があって、マイペースに食べて、 朝ごはんの前か後に、朝のお散歩をして、 筋トレもして、 家に帰ったら文章を書いたり、本を読んだり、ドラマや映画を見たり。 仕事は、自分が必要なぶんだけ働くのがいい。 精神的にも、経済的にも苦しくない量。 楽しめて、こころが満たされる量。 私は、ちょっとでいい。 毎日大切な人たちを思い出して、おしゃべりをして。 それで完璧だ。恵まれてるし、幸せだ。 いまは、そんなか

          お天気とお気持ち

          今日はいいお天気です! 一昨日から昨日は雪が降り、雪だるまを作れるくらいに雪が積もりました。 昨日は雪から雨に変わり、柔らかい雨が夕方頃まで降っていました。 冬の東京の強く冷たい風は体の芯から体温を奪われていく感覚をツーっと感じ取れるほど寒いですが、昨日、一昨日の雪が降ってからの寒さは、気温はいつも以上に低いものの、体温を奪い去っていく風もなく、なんだかへっちゃらでした。へっちゃらは違うか。 寒くてしんどい、辛い、みたいなものがなくて。 気分が沈んで体が重くて、みたいなも

          お天気とお気持ち

          しあわせなお昼寝

          冬の日、月曜日。 実家とこたつとワンコと私。 ***** 12月4日、くもりの朝。 月曜日、世の中は一週間の始まり。 我が家も、私の家族も一週間の始まり。 私は土曜日出勤の代休で本日はお休み。 昨日のお昼頃に実家に帰ってきて、昨日の夕方か今日の朝には東京に戻るつもりだったが、再発していた「新潟帰りたい病」「山が見たい病」「家族に会いたい病」のため、あと1日だけ実家で療養することにした。 実家からは少し遠い県内の専門学校に通うため、学生寮で生活をしている妹にも同じ日に帰

          しあわせなお昼寝

          2番ちゃんのこと

          家族のことです。妹のうつ期です。 ***** 昨日、ワタワタいろいろありまして急遽新潟に新幹線でビューンと来まして。 そして今は実家でダラダラ。 思わぬ帰省と、ワンコとのゆったり時間に歓喜です。 昨日は、焦って急いで、迷って、泣いて。 泣きっ面に蜂のようなアンラッキーなこともあって、さらに泣いて。 まったくもうですわ。 ビューンと新潟にとんできました理由は私の妹。 私は4人きょうだいの長女、上から私、妹、妹セカンド、弟という構成になっております。 そして、今

          2番ちゃんのこと