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繊細さんだった3年前の自分の悩みに回答してみた。

3年前に書いた『「繊細さん」の本』の読書感想文を読んでたまげました。

「え、これ本当に私?」と(笑)当時の記事を転載して、今の私が回答してみることにしてみます。どんな感じになるのかな。


悩み①
病棟休憩室の密室で不機嫌な人と関わるのが苦手。それに昼休みは本当は読書したいけど、空気の読めないやつと思われたらどうしよう。

気づき:笑顔ですればするほど、相手は繊細な人に寄り掛かるため、できるだけ相手から離れる。自分をケアする行動をとってみる。

ToDo:広い食堂で昼食をとり、読書をする。

評価:食堂に行き始めたときには「どこで食べてるの?」「食堂に行く人なんているの?」と聞かれぎくっとしたが、かれこれ2か月食堂に通い詰めると何も言われなくなった。
のびのび一人の時間を過ごし、昼食後は思う存分好きな読書を堪能し有意義な時間を過ごすことができた。

2020年、『「繊細さん」の本』読書感想文

【2023年の私の回答】
不機嫌な人には自ら近づかないようにしましょう。機嫌をとろう、仲良くしてみようかなと近づけばその不機嫌さをぶつけられます。別室でのびのびとをとる。人はびくびくしている人に強く当たる性質を持ちます。仮に何か言われても、ニコッと笑って何も言わずその場を去りましょう。


悩み②自分の趣味に文句をつけてくる人が苦痛。

気づき:相手を嫌いになっていい。無理にわかってもらえなくていい。

ToDo:自分の趣味を肯定し大切にする。

評価:今まで「読書が好き」と話せば「よく活字ばっかり読めるね」と言われ、「映画を観に行った」と話すと「子どもがいるのによく行けるね」と言われ、自分の趣味って認められないのかなと落ち込んでいた。しかしブログで自分の趣味を情報発信すると、私の考えに共感してくれる人が現れ自分を肯定することができた。分かってもらおうという考えはやめ、自分の好きなことを表現し同じ趣味を持つ人とつながっていきたい。

2020年、『「繊細さん」の本』読書感想文

【2023年の私の回答】
否定してくる人はふだんから否定癖があるはずです。そういう人には自分の大切にしている趣味を言わないこと。女性の場合、趣味があり充実していると伝えると嫉妬を覚えることがあると言われていますので、あえて言う必要はありません。
もし趣味を言いたいのであれば、自分も相手の趣味を尊重でき、自分を否定しない人に打ち明けるのがマスト。


悩み③仕事量が多くて定時に終わらない。

気づき:繊細さんはより多くの物事に気付くため、気付いたことに片端から対応していると、処理する量が単純に多くなり疲れ果ててしまう。

ToDo:致命傷でなければ、対応せずに放っておく。

評価:今まで仕事をしていると、他の人を手伝わなきゃいけないと思ったり、積極的に電話に出て仕事量が増えていた。しかし「手伝ってと言われたわけじゃないから様子見よう」「さっき電話に出たから次はいいかな」と一度手を止め対応するのをやめた。
この方法で2か月実践しているが特に問題は起きず、怒られることもなく、定時退社することができた。今まで生きてきて「放っておく」なんぞしたことがなかったので、ほんとうに驚きな結果となった。定時退社は時間術も組み入れ始めたのでそれも結果に反映しているとは思うが、明らかに仕事量は減りその結果疲労が激減し、余暇を楽しむことができている。

2020年、『「繊細さん」の本』読書感想文

【2023年の私の回答】
頼まれるまで、何でもやります、いつでも手伝いますのオーラを閉まっておきましょう。「手伝ってほしい」と言うことも相手の仕事です。電話は3回に1回取れば十分。「今電話出たから、次あなたね。お願い」と伝えれば角が立たないですし、自分一人で抱えることもなくなります。


感想

元繊細さんだった現非繊細さんってかんじですかね(笑)この3年でしなやかに生きていく術を身に着けたのですね。道中色々なことを試して、自分に合うもの、合わないもはありましたが、今はこんな形で必要以上に気がつかず、疲れない日々を送っています。まだ読んでいない繊細さんがいましたら、ぜひご一読を。


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